PayPayでショッピングをすると、ポイント還元を受けられる場合があります。
そのままショッピングでも使えますが、ポイント運用も可能です。
この記事では、PayPayボーナスを使ったポイント運用をやめた方がいい理由やメリットなどを紹介します。
PayPayボーナスのポイント運用をやめた方がいい6つの理由
まずは、PayPayボーナスのポイント運用をやめた方がいい理由を見ていきましょう。
- 投資している感が少ない
- 途中でコースを変更できない
- ポイントでしか運用できない
- PayPayステップは対応外
- 利益が出ても現金にはできない
- 投資先が限られる
やめた方がいい理由は上記の6つです。
大前提として、PayPayボーナスを使ったポイント運用は、初心者に向けたサービスなので、投資に慣れている方はやめた方がいいです。
その点を理解した上で、それぞれ具体的に見ていきましょう。
※PayPayのメリット・デメリットはこちらの記事をご覧ください
投資している感が少ない
PayPayボーナスのポイント運用は、設定さえしておけば自動で運用してくれます。
投資の体験としてはいいかもしれませんが、実際に投資している感は感じにくいのが現実です。
また、現金を使って運用するわけではなく、PayPayを使って買い物をして、ポイント還元をされたポイントで運用を行います。
元本割れすることはありますが、実際には次回の買い物で使えるポイントを使ってボーナス運用を行うのでこちらも投資をしている感は感じにくいので、お金を動かしていることを感じたい人にはやめた方がいいでしょう。
途中でコースを変更できない
PayPayボーナスのポイント運用を始めると、他のコースへの変更ができないので、市場の変動を見つつコースの変更をしたいと考えている人はやめた方がいいでしょう。
PayPayボーナスのポイント運用は基本的には投資初心者向けのサービスなので、ある程度自分で考えて運用したい人は他の投資に回しましょう。
ポイントでしか運用できない
PayPayボーナスのポイント運用は、ポイントでしか運用できません。
PayPayポイントは、先述したとおり、ショッピングをした際のポイント還元で得られるポイントです。
日常的な買い物でPayPayを使っている方はそれなりにポイントが貯まっていることも考えられます。
ただ、ポイントを持っていないと運用できないので、PayPayボーナスのポイント運用をするためだけにPayPayの導入を考えている人はやめた方がいいかもしれません。
PayPayステップは対応外
PayPayには、ショッピングをするとより多くのポイント還元を受けられるPayPayステップというサービスがあります。
ただ、PayPayステップで得たポイントはボーナス運用には利用できないので、PayPayステップ利用者の方はやめた方がいいと言えます。
PayPayポイントが最大2.0%還元になるのでお得にはなりますが、ボーナス運用を考えている方はPayPayステップは使わないようにしましょう。
利益が出ても現金にはできない
PayPayボーナスのポイント運用益は現金化できません。
では、何にできるのかというのが疑問になりますが、PayPayポイントとして受け取りできます。
ボーナス運用でうまく運用益を出せれば、元本以上のPayPayポイントをショッピング等に当てられます。
投資として現金を増やしたい人はやめた方がいいので覚えておきましょう。
投資先が限られる
PayPayボーナスのポイント運用ができる投資先は5つのコースと制限があります。
通常の投資のように、自身で投資先を決めて運用できるものではないので、自由に投資先を選びたい方はやめた方がいいと言えます。
PayPayボーナスのポイント運用の6つのメリット
ここまでは、PayPayボーナスを使ったポイント運用をやめた方がいい理由を見てきました。
ここからは、PayPayボーナスのポイント運用のメリットも見ていきましょう。
- 365日24時間いつでも始められる
- 1ポイントから運用を始められる
- 最大5つのコースで運用できる
- 未成年でも始められる
- 投資専用の口座開設が不要
- 細かな知識がなくても運用益を見込める
365日24時間いつでも始められる
PayPayボーナスを使ったポイント運用は、365日24時間いつでも始められるのがメリットです。
一般的な投資や運用は、いつでも始められるようなことはありません。
PayPayのボーナスポイントがあれば簡単に始められるのは大きなメリットです。
普段のショッピングで使う予定がないなら、ポイント運用をしてみてもいいかもしれません。
1ポイントから運用を始められる
PayPayボーナスのポイント運用は、1ポイントから始められます。
「1ポイント=1円」で換算されるので、実際には1円から始められるのと同様です。
もっと言えば、PayPayを使ってショッピングをして、還元されたポイントで運用をするので実際にはお金を使うことなく運用を開始できます。
運用なので、元本割れをする可能性も0ではありませんが、使わずに貯まっているだけならポイント運用も検討してみてください。
最大7つのコースで運用できる
PayPayのポイント運用は、最大7つのコース(2024年7月)で運用できます。
普段から投資や運用に慣れている方からすれば、7コースしかないため制限に感じられますが、初心者の方からすれば、7つあるコースから選べるのはメリットです。
- 金(ゴールド)コース
- テクノロジーコース
- スタンダードコース
- テクノロジーチャレンジコース
- チャレンジコース
- テクノロジー逆チャレンジコース
- 逆チャレンジコース
リスクとリターンを考えて、それぞれのコースで運用できます。
コースの詳細ページには、リスク&リターンのチェックもできるので、ポイント運用を考えている方は参考にしてみてください。
未成年でも始められる
PayPayボーナスを使ったポイント運用は、未成年でも始められます。
ポイント運用は、PayPayを使って還元されたポイントを使った運用です。
お金の教育を受けていたとしても、いきなり実践するのは怖いと思うので、そう言った方はPayPayボーナスのポイント運用から始めてみるのもいいかもしれません。
投資専用の口座開設が不要
一般的な投資や運用をするには、証券会社などで専用の口座を開設する必要がありますが、PayPayボーナスの運用には不要。
PayPayのアプリがあれば誰でも簡単に始められます。
ただ、先述したようにPayPayウォレットにお金を入れてもそれを運用できるわけではありません。
PayPayボーナスを使ってポイント運用をするなら、まずはPayPayを日常的な買い物で使ってみてください。
細かな知識がなくても運用益を見込める
PyaPayボーナスのポイント運用は、投資や運用に関するお金の知識がなくれも運用益を見込めるのもメリットです。
リスクもリターンも少ないコースを選択しておけば、ある程度期間をおけばいつの間にか増えていることも考えられます。
当然投資や運用なので、運用に使ったポイントの元本を割ってしまうこともあるので、運用する場合は自己責任で行いましょう。
PayPayボーナスのポイント運用おすすめ方法
では、PayPayボーナスを使ったポイント運用で、おすすめの方法を3つ紹介します。
- リスク分散のために5つのコースで運用する
- 短期で運用益を狙うならチャレンジコース
- リスクを先に考えるならスタンダードコースかテクノロジーコース
ポイントをどのように運用したいのかを考えた上で実際に行動してみてください。
リスク分散のために複数のコースで運用する
PayPayのポイント運用でも、通常の投資や運用と同じようにリスク分散をするために1つではなく複数のコースで運用するのがおすすめです。
大きな運用益を目指すなら、時にはリスクを取って運用する必要がありますが、リスク分散は運用における基本とも言えます。
以前はPayPayボーナスのポイント運用は5コースでしたが、現在は7コースまで増えています。
中にはリスクが大きいコースもあるので、リスクの低いコースも含めて複数のコースで運用をしましょう。
短期で運用益を狙うならチャレンジコース
PayPayボーナスのポイント運用でも、短期間で多くの運用益を狙うなら、チャレンジコースはリターンも大きいためおすすめ。
リスクも高くなりますが、リターンも大きいのがチャレンジコースの特徴です。
ある程度市場を読めるなら、運用開始時期を見極めてチャレンジコースで多めに運用すれば大きなリターンを得られるかもしれません。
そもそも、リスクを先に考える方の場合はチャレンジコースはやめた方がいいので理解しておきましょう。
リスクを先に考えるならスタンダードコースかテクノロジーコース
PayPayボーナスのポイント運用の中でも、リスク&リターンが低いコースは、スタンダードコースとテクノロジーコースです。
「ポイントを寝かせておくくらいなら」と考えるくらいゆるーく運用をするならスタンダードコースやテクノロジーコースはおすすめ。
ただ、スタンダードコースやテクノロジーコースも絶対に運用益が出るわけではありません。
リスク0にしたい方は、そもそもポイント運用はやめた方がいいので覚えておきましょう。
まとめ
PayPayボーナスを使ったポイント運用をやめた方がいい理由やメリットなどを紹介してきました。
PayPayボーナスのポイント運用は、ショッピングで得られたポイントを運用できるお得なサービスです。
増える可能性もありますが、減る可能性も0ではないので、減る可能性ばかり考えてしまう方はやめた方がいいと言えます。
ただ、現在は、NISAやiDeCoなど将来の自分の生活を守るためのお金の施策が増えています。
お試しとしてPayPayボーナスを使ったポイント運用から始めてみるのもいいかもしれません。