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「デフォルトゲートウェイは使用できません」が頻発!無線と有線で原因は違う?

ネットワークアダプターを削除し、再び復活させることで「デフォルトゲートウェイは使用できません」エラーが復旧する場合があります。

ネットワークアダプターは別名をネットワークカードと言い、LANケーブル差込口に付属している部品です。

ネットワークアダプターの読み込みに問題があるときは、再インストールすることで「デフォルトゲートウェイは使用できません」が解消されます。

  • スタートを右クリックし、デバイスマネージャーを開きます。

  • 使用しているネットワークアダプターを右クリックし、「アンインストール」をクリックしてください。

  • 再度アンインストールをクリックすると完了です。

  • スタートから再起動をすると、アンインストールしたネットワークアダプターが自動で復活します。

⑥有線接続の場合はLANケーブルを確認する

長期間同じLANケーブルを使用して有線接続をしていると、以下のような不具合が生じる可能性があります。

  • ケーブルが途中で断線している
  • ケーブルの端子が故障している
  • ケーブル内部が劣化している
  • LANケーブルの差込口が故障している

LANケーブルの状態を確認するだけでエラーが復旧する場合もあります。長期使用はPC故障の原因にもなりますので、LANケーブルは定期的に確認・交換を行いましょう。

⑦Windows10をアップデートする

「デフォルトゲートウェイは使用できません」のエラーはWindows7以降のバージョンで頻発してるようです。

ご使用しているPCとバージョンの相性によってもエラーの出やすさは変化しますので、Windowsのバージョンにも気をつけましょう。

また、Windowsのバージョンアップとともに「デフォルトゲートウェイは使用できません」の不具合が解消される可能性もありますので、バージョンアップの余地がある方はWindows10のバージョンアップをお試しください。

  • スタートから「設定」をクリックします。

  • 一覧から「更新とセキュリティ」をクリックして下さい。

  • 「更新プログラムのチェック」を押すと、最新のプログラムがあるかのスキャンが始まります。更新プログラムがある場合はそのまま更新がされて完了です。

⑧Windows10をアップデート前に戻す

前述のとおり、使用しているPCとWindowsのバージョンには相性があります。

Windows10からバージョンを下げることによって「デフォルトゲートウェイは使用できません」エラーが改善されるかもしれません。

Windows10へバージョンアップしてからエラーが出始めた人は試してみてください。注意点として、Windows10のバージョンを戻すにはアップデートしてから10日以内である必要があります。

  • スタートから「設定」をクリックします。

  • 一覧から「更新とセキュリティ」をクリックして下さい。

  • 「回復」をクリックし、「前のバージョンのWindows10に戻す」内の「開始する」をクリックするとバージョンの復旧が始まります。

⑨PCを再起動

簡単に「デフォルトゲートウェイは使用できません」エラーの改善が期待できる方法として、PCの再起動が挙げられます。

PCを何日も続けて起動させていたり、充電切れによるスリープを繰り返し行ったりすると思わぬ不具合を起こすこともあるのです。

ですので、定期的にシャットダウンや再起動をすることをおすすめします。PCの連続稼働時間は、「Ctrl+Alt+Delキー」で「タスクマネージャー」を開き、「パフォーマンス」を選択すると確認できます。

⑩ルーターを再起動

「デフォルトゲートウェイは使用できません」表示時にPCがインターネットに接続できない場合、無線LANルーターやポケットWi-Fiに問題がある可能性も考えられます。

赤いランプの点滅・ランプの消灯など、ルーターのエラー表示はメーカーによって異なりますので、説明書を確認してください。

大抵の場合、無線LANルーターやポケットWi-Fiを再起動することでルーター側の不具合は改善されます。

Windows11で「デフォルトゲートウェイは使用できません」と表示された場合の対処法

Windows11で「デフォルトゲートウェイは使用できません」と表示された場合、どのように対処すればいいでしょうか。
いくつかの対応策がありますので、1つずつ行ってみてください。

ネットワークアダプターを無効にしてから有効へ

デフォルトゲートウェイは外部、つまりインターネットと接続するための住所となりますが、システムがデフォルトゲートウェイに接続できないときには、ネットワークアダプターをいったん無効にします。
いったん無効にしてから再度有効にすると、バグや一時的な不具合から解消されることがあります。
ネットワークアダプターの無効・有効については、以下のように作業しましょう。

  1. Windowsキーをクリックしスターをメニューを開く
  2. コントロールパネルを開く
  3. ネットワークとインターネットオプションをクリック
  4. ネットワークと共有センターをクリック
  5. 左のサイドバーからアダプターの設定オプションを選択
  6. Wi-Fi利用の場合はWi-Fiを右クリックにして無効にするを選択
    イーサネット経由で接続している場合はイーサネットを右クリックして無効にするを選択
  7. 数秒待ってネットワークアダプタを再度右クリックして有効にする

これでもトラブルが解消しない場合には、TCP/IPのリセットを行います。

TCP/IPのリセット

TCP/IPは、インターネットで通信をする際、住所となるものです。
通常は破損などありませんが、カスタムで構成したり一時的に何か設定をいじったり、設定を妨害するようなサードパーティソフトウェアがある場合、破損も考えられます。

いったんTCP/IPをリセットすることで、パソコン側は新しいIPアドレスを取得しますので、リセットを行いましょう。

  1. スタートメニューを開いて「Command Prompt」と入力し管理者として実行を選ぶ
  2. コマンドプロンプトウィンドウで「netsh int ip reset」と入力
  3. 「この操作を完了するにはコンピュータを再起動してください」と表示されるので再起動する

これで新たにIPアドレスが割り振られました。

省電力モードのチェック

「デフォルトゲートウェイは使用できません」というエラー表示となる場合、ノートパソコンで省電力モードになった時が考えられます。

省電力プランを設定している場合、長時間パソコンを利用しないことで自動的にワイヤレスネットワークアダプタをスリープ状態にしてしまうのです。
電力の節約のために実行されますが、「デフォルトゲートウェイ」が使用できないという問題も起こるため、できれば最大パフォーマンスモードに切り替えましょう。

  1. スタートメニューの検索窓に「Edit Power plan」と入力
  2. 詳細な電源設定を変更するオプションをクリック
  3. ワイヤレスアダプタの設定をダブルクリック
  4. 省電力モードをダブルクリック
  5. バッテリー上を選択しドロップダウンアイコンをクリック
  6. 最大パフォーマンスを選択
  7. 「プラグイン」を選択し横のアイコンをクリック
  8. 最大パフォーマンスを選択
  9. 適用・OKボタンをクリック

サードパーティーのセキュリティプログラムを無効にしよう

サードパーティーのウイルス対策ソフトなどのWEB安全機能がネットワークに影響してトラブルとなっていることもあります。
特に多いのが、Mcafeeウイルス対策プログラムといわれていますが、いったん無効にしてみるといいでしょう。

無効にして問題なくインターネットが接続している場合は、サードパーティのウイルス対策ソフトが影響していると判断できます。

サードパーティのセキュリティプログラムの無効は、システムトレイのところでセキュリティソフトのアイコンを右クリックし、メニューから無効にするを選択しましょう。
マニュアルを見れば、無効化プロセスを説明していると思いますので、チェックしてみてください。

まとめ

いかがでしたか。無線有線問わず「デフォルトゲートウェイは使用できません」のエラーは人によって起こる原因が違います。

ご自身のPCの状態から想定される原因を試してください。
中にはプログラムをアンインストールしたり、インターネットの設定を変えてしまうものもあります。

PCの再起動やLANケーブルの確認など、簡単にできる対処法から試してみましょう。また、以下の記事ではおすすめのポケットWi-Fiを紹介していますので、通信環境に不満のある方はぜひご覧ください。

ポケットWiFiおすすめ6選!初心者もわかる選び方を徹底解説