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iCloudからをデータを削除して空き容量を増やす方法を解説

ここまでは、iCloudのストレージの空き容量を増やすために、iCloudのデータを削除する方法をご紹介しました。

しかし、ここからはiCloudのデータを削除せずにiCloudの空き容量を増やす方法をご紹介します。

iCloudの有料ストレージを契約する

iCloudは、無料で5GB分のストレージを使用することが可能です。

そのため、多くのユーザーが無料のプランを利用しています。

しかし、大切なデータを消すことなく、今後もiCloudでバックアップを取っておきたいのであれば、有料プランの「iCloud+」を契約することで解決します。

有料プランの「iCloud+」には50GB(月額130円)、200GB(月額400円)、2TB(月額1,300円)の3種類のプランがあります。また、「ストレージサービス」の他にもいくつかの特典機能が付きます。

メインはストレージの機能ですので、ご自身に合った容量を選択して契約することで、容量の不足や節約に気を取られることもなく、快適に利用できるようになります。

iCloud+の契約手順

iCloud+の契約手順は以下の通りです。

設定アプリからユーザー名をタップ

設定アプリをタップし、一番上に表示されている「自分の名前」をタップ

iCloudを開きストレージ管理をタップ

青い雲のアイコンの「iCloud」を選択し、「ストレージを管理」をタップ

ストレージプランを変更をタップし追加したい容量を契約する

画面上部の「ストレージプランを変更」をタップし、50GB、200GB、2TBの3種類から選択した容量をタップ

選択した容量の右側にチェックマークがつたら、右上の「購入する」をタップ

以降は画面の案内に従って購入手続きを行なってください。

写真やバックアップをPCに保存する

大切な写真や動画、ゲームなどのデータ量が大きいデータをiCloudだけではなく、PCに保存することで、iCloudのストレージが圧迫されてしまうことを防ぐという方法もあります。

PCの容量やストレージは消費しますが、iCloudの月額課金を避けたい場合には有効です。

外部アプリに写真を移行する

iCloud以外に提供されている写真の管理アプリや、投稿サービスを利用することで、iCloudのストレージが写真のデータで圧迫されることを防ぐことも可能です。

写真の管理アプリの中にはiCloudと同様に、クラウド上に写真を保存して、他の端末と同期することができるサービスもありますので、それらのサービスを利用することで利便性を損なうことなく移行することが可能です。

いくつかアプリをご紹介します。

Googleフォト

Googleフォトは、写真の管理アプリとして知名度も人気も非常に高いサービスです。

クラウド上にデータを保存するサービスで、Googleの圧縮機能を使った「高画質プラン」は、無料で利用することが可能なだけでなく、容量無制限で保存することができます。

圧縮機能を使ってデータのサイズを抑えているため、多少劣化してしまいますが、特別画質を気にする人意外であればほどんどは気にならない程度の差です。

GoogleのAI機能によって人物の判別やタグ付けができるので、写真を検索する際にもとても便利です。

Amazonフォト

Amazonnフォトは、Amazonのアカウントを持っているユーザー(無料の会員も含む)であれば、無料で利用することができる写真の管理アプリです。

Amazonプライムという有料サービスに加入していれば、保存できる容量が無制限になります。

さらに、「ファミリーフォルダ」という最大5人と写真を共有できる機能も利用することが可能ですので、特にAmazonプライム会員のユーザーにおすすめのサービスです。

Instagram

Instagramは、写真の管理だけを目的としたサービスではなく、写真共有をメインとしたSNSですが、無制限に写真をアップロードすることが可能ですので、写真管理のために利用することも可能です。

アカウントを非公開に設定しておけばフォロワー以外の知らない他人に見られることもないので、個人だけで管理したい場合は、新たにフォロワーのいないアカウントを作成して管理する方法もあります。

iCloudからデータを削除する際の注意点

同期を有効にしている場合、iCloudから削除すると端末からも消える

iCloudの同期を有効にしていると、iCloud上で削除したデータは同期している全てのデバイス上から削除されます。

iCloudの中だけで削除したいという場合は、同期を無効化した状態で、削除を行うようにしましょう。

連絡先・メモ・カレンダー・リマインダーなどは同期なので注意が必要

iPhoneやiPadなどのiOS端末に標準でインストールされている「メモ」、「カレンダー」、「リマインダー」などのアプリについては、iCloudで同期されているため、編集や削除をおこなった際に、同期されている全ての端末にも反映されます。

誤って大切なメモや連絡先などを削除してしまうことがないよう注意が必要です。

写真を削除する場合は必ずオリジナルをダウンロードしておく

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