パスワード盗みはよく使われる手口です。一方、パスワードはさまざまな場面で使うため覚えやすいものを設定しがちですが、それでは、類推などで簡単に盗まれるリスクも増えてしまいます。8文字以上で大文字小文字に数字や記号を組み合わせるなど複雑化しておくとよいでしょう。誕生日などの類推しやすいものは避けましょう。
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定期的にパスワードの変更を行う
インスタ乗っ取り犯などネット上の犯罪人は常にパスワードなどのハッキングを行っています。したがって、パスワードを長期間使い続けると盗まれてしまうリスクが増えてしまいます。パスワードは定期的に変更するようにしておくと盗まれるリスクを減らせます。
怪しいDMは返信せず、即削除
インスタのDMは便利ですが、乗っ取りのためにも使われる場合があります。DMからニセのログイン画面などに誘導してIDやパスワードを入力させて盗んでしまう手口がよく使われます。届いたDMに違和感を覚えた場合や不審なDMには一切反応せず削除してしまいましょう。
二段階認証の有効化
インスタでは二段階認証を導入しています。二段階認証では、認証アプリやSMSなどで知らされる認証コードを入力する必要があり、ひと手間増えることになります。
しかし、突然認証コードは送られてくる場合など、インスタ乗っ取りの兆候を知る手がかりにもなり得ます。
面倒でも二段階認証を設定しておくとインスタ乗っ取りのリスクを減らせます。
外部アプリやサービスと同じID、パスワードにしない
最近はスマホであれPCであれ、アプリやサービスを使う際にはIDやパスワードの入力が必要となります。このため、パスワードを複数のアプリやサービスで使いまわす方が多いでしょう。しかし、IDやパスワードの使いまわしは、いったん、IDやパスワードを盗まれてしまうと、芋づる式にアプリやサービスを乗っ取られてしまい、被害の範囲も広がり、また、内容も深刻化するリスクが増えます。
くれぐれも、IDやパスワードの使いまわしは避けましょう。
インスタ乗っ取りの犯人を捜せ!犯人特定の方法とは?
一般的にはネット上で個人を特定することは個人情報保護などの観点から困難ですが、インスタ乗っ取りなどの犯罪行為に対しては法律の助けを借りで犯人捜しを行うことができます。インスタ乗っ取りの犯人を探し出す方法を紹介します。
乗っ取り被害の証拠を集める
インスタを乗っ取られたことで受ける被害は、法律的には、名誉棄損、プライ橋侵害、肖像権や著作権の侵害などに分類でき、それぞれ対応する法律が異なります。まずは、インスタ乗っ取りの被害の証拠を集めてどれに該当するかを確認します。