もしも上記5つが充電できない原因ではなく、充電器が壊れて不具合が生じていることで充電できないようであれば、直す方法として応急処置をしてみてください。
ここでは、壊れた充電器を直す方法としての、自分で出来る応急処置的な方法を2種類ご紹介します。
これらの方法で充電器が復活するようであれば、普段の使い方に問題があるのかもしれません。また応急処置ですのであまり深追いはせず、交換対応ができるようであれば、そちらをおすすめします。
目次
1.コネクタ部分をキレイにする
iPhone本体の「コネクタ部分(充電器を挿す部分)」が汚れていることで、うまく充電がされていない可能性があります。
出典:Apple公式サイト
そのような場合、iPhoneのコネクタ部分の汚れをキレイに拭きとってください。
綿棒に「除光液」や「エタノール」などを付け、綿棒でコネクタ部分を掃除することで、充電不良が改善する可能性があります。
除光液は100円ショップで販売されているものでも問題ありません。
2.接触不良の部分を固定する
iPhoneの充電器で「接触不良になっている部分」を固定してみましょう。
充電ケーブルのiPhone側の端子は非常に細く、壊れやすいです。
もし、充電ケーブルが内部で断線が起こると、充電ができなくなったり、充電がついたり消えたりします。
そのため、接触不良の部分を「接着剤」や「テープ」で固定してみましょう。
固定する場合はドライヤーの熱で縮まる「熱収縮チューブ」も便利です。これはオンラインから簡単に購入することができます。収縮後内径が 3mm程度になるものがiPhone充電ケーブルには適しています。
接触不良部分を固定しても、充電できないようなら、「充電器を無償交換」してもらうことをおすすめします。
Appleで無料(無償)交換してもらう
iPhoneを購入したときに付属している「純正の充電器」は、一定条件を満たしていればAppleで「無料(無償)交換」してもらうことができます。
無償交換できる条件
充電器をAppleで無償交換してもらうためには、以下の条件を満たしている必要があるので注意です。
iPhoneが「保証期間内」か?
現在利用しているiPhoneが、Apple製品の「保証期間内」である必要があります。
保証期間外であれば、無償交換してもらうことができません。
Apple製品の「保証期間」とは?
すべてのiPhoneは、製品を購入後「1年間」の製品保証が設けられています(以下1年保証)。
さらに、「AppleCare for+ iPhone」に加入すると、保証期間が2年間に延長され、画面修理やその他損傷の修理代金を安く抑えることができます。
「保証期間内」か確認する方法
「保証期間内」か確認する方法
①iPhoneの「設定」から、「一般」→「情報」の順にタップする
↓
②シリアル番号を確認する
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③Apple公式サイトの「製品の保証状況とサービス期間を確認する」にアクセスする
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④確認した「シリアル番号」と「コード」を入力し、「続ける」をクリックする
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⑤「修理サービス保証」が「有効」になっているか確認する
純正充電器が手元にあるか?
そもそも故障している「純正充電器」が手元にあるかどうかも重要です。
当然のことながら、本体を持っていなければ、新しい充電器と交換することはできません。
充電ケーブルの断線が人為的・外見でわかるレベルの場合
充電器が「経年劣化」により故障していることも条件の一つとなります。
人為的な故障の場合は、無償交換の対象外となる可能性があります。
また、ケーブル自体が分裂してしまっているような「ひどい状態の故障」の場合も、無償交換の対象外となります。
「充電器の配線の調子が割るけれど、手で押さえると上手く充電できる」といった程度の故障であれば、無償交換してもらえます。
無償交換する手順
次に、純正充電器を無償交換する手順をご紹介していきます。
今回は、「インターネットで交換を申し込み→郵送で交換する」手順を解説します。
①Appleサポートに交換を申し込む
まずは、Appleサポートから充電器の交換を申し込みましょう。
Appleサポートへの申し込み手順
①「Appleサポートへのお問い合わせ」にアクセスする
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②「iPhone」→「修理と物理的な損傷」→「ヘッドホン、ケーブル、またはUSBアダプタの交換」の順にクリックする
↓
③「配送修理」を選択し、「Apple ID」と「パスワード」を使ってサインインする
↓
④「Apple ID確認コード」を入力しサインインする
↓
⑤「サポートが必要ですか?」で「ヘッドホン、ケーブル、またはUSBアダプタの交換」を選択し、「交換が必要な部品の種類は何ですか?」で交換したい部品を選択(今回はケーブル)して「続ける」をクリックする
↓
⑥「配送先」を入力して、「続ける」をクリックする
↓
⑦支払い方法を選択し、「修理の詳細を確認する」をクリックする
↓
⑧Appleの利用規約に同意して、「送信」をクリックする
[faq_q color="red"]Q.無償交換のはずなのに、支払い方法が求められるのはなぜですか?[/faq_q][faq_a]未返却料金が徴収される可能性があるためです。[/faq_a]
製品を交換する際は、古い製品を「10営業日以内」に返送する必要があります。
この期間に返送ができないと、「未返却料金」が徴収されてしまうので注意です。
②新しい充電器を受け取る/古い充電器を引き渡す
新しい充電器の製品(今回の例ではケーブル)は、申し込みが完了してから「3~5日」程度で届きます。
古い製品との引き換えで、新しい製品を受け取ることができます。
また、こちらの記事に詳しく書いてあるので確認してみてください!
iPhoneの充電ケーブルを無償で交換する際の注意点
iPhoneの充電ケーブルが壊れてしまっている場合にApple公式の充電ケーブルであれば無料交換してもらうことができますが、iPhoneの充電ケーブルを無償交換する際には気を付けるべき点があります。
ここではiPhoneの充電ケーブルを無償で交換する際に気を付ける点や注意点すべき点について紹介していきます。もしこれからiPhoneの充電ケーブルを無償交換しようと思っている人は、是非参考にしてみてください。