iOS11になってから、iPhoneによる「スクリーンショット」の時に、シャッター音を消すことができるようになりました。
iOS10までは、スクリーンショット時にもシャッター音が鳴る仕様になっていました。
そのため、電車内などでスクリーンショットをする時にシャッター音が鳴ってしまい、周りの人から迷惑がられてしまう経験をしたという方もいるのではないでしょうか。
iOS11・iOS12からは、その心配がなくなりました。
目次
スクリーンショットを無音にする方法
「iOS11・iOS12になったらスクリーンショットは無音になるんでしょ、と思ってスクリーンショットしてみたら音が鳴ってしまった」という人は、「無音にする設定」がされていないからです。
スクリーンショットのシャッター音を消すには、iPhoneを「マナーモード」に設定するか、「音量をゼロ」にしておく必要があります。
マナーモード・音量ゼロの状態の時、スクリーンショットをしても音は鳴りません。
iOS10でのシャッター音を消す裏ワザ
iOS10までは、iPhoneのシャッター音を無音にする裏ワザがありました。
その裏ワザが「イヤホンを挿して無音にする方法」と「AssistiveTouchを使う方法」です。
イヤホンを挿して無音にする方法
iOS10までは、iPhoneにイヤホンを挿した状態でスクリーンショットをすると、無音で撮影ができていました。
通常はスクリーンショットでもシャッター音がなっていましたが、イヤホンを挿すと無音で撮影が可能となっていました。
AssistiveTouchを使う方法
AssistiveTouch設定手順
①「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の順にタップする
↓
②「AssistiveTouch」をオンにする
↓
③「最上位メニューをカスタマイズ」をタップする
↓
④「-」を表示されているアイコンが1つになるまでタップする
↓
⑤残されたアイコンをタップして、「消音」を選択する
↓
⑥ディスプレイ上の「AssistiveTouchボタン」をタップすれば、シャッター音が消すことができた
上記のように設定を行うことで、iOS10までは、シャッター音を消すことができていました。
iOS11・iOS12では裏ワザが無効
iOS11・iOS12では、上記の裏ワザが使えなくなっています。
そのため、iOS10では無音にできていたシャッター音が、それ以降のiOSでは通常通りになるようになってしまいました。
日本と海外のiPhone「シャッター音事情」
日本と海外のiPhoneの「シャッター音事情」について把握しておきましょう。
実は、海外で販売されているiPhoneは日本のものと異なり、「シャッター音を簡単に消すことが可能」です。
「海外で販売されているiPhone」は、サイレントモードに設定しておけば、シャッター音が鳴りません。
一方、「日本で購入できるiPhone」はシャッター音を消す機能を搭載していません。
日本人にとっては、「iPhoneのシャッター音を消すことができるの!?」と驚く事実かもしれませんが、世界的に見ると「シャッター音が消せるiPhone」の方が一般的です。
日本で販売されている「シャッター音が消せないiPhone」の方が特殊なのです。