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②電話番号検索とID検索が利用できない
年齢認証ができなくなっているため、ラインの友達検索で利用する電話番号検索やラインID検索が格安SIMや固定電話番号でLINEを利用すると活用できません。
ラインの規約に年齢認証をしていないラインアカウントは、電話番号検索やラインID検索を無効にする契約が記載されています。そのため子供用でラインの電話番号なしでLINEアカウントを作成した場合は、他の方法でラインの友達に自分のアカウント情報を共有する必要があります。
このようにライン電話番号なしでLINEを活用するとデメリットもいくつかあるので注意してください。
格安SIMや固定電話でLINE新規アカウントを登録する方法
電話番号なしでLINEの新規アカウントを作成・登録する方法を解説します。格安SIM(データSIM・SMS付き)と固定電話では、認証の方法が異なります。
ちなみに、050ではじまるIP電話ではLINEアカウントは作成できません。
新規作成までの手順
格安データSIMでは「SMSによる認証」、固定電話では「通話による番号認証」が行われます。
以下がそれぞれの手順です。
データSIMでの認証手順
- アプリをダウンロード&インストールする
- アプリを起動して、新規登録をタップ
- 電話番号(SMSの番号)を入力
- 「上記の電話番号にSMSで認証番号を送ります」のメッセージが表示されるので「OK」を押す
- SMSにLINEから6ケタの認証番号が届く
- 認証番号をLINEの登録画面に入力
- 「アカウントを新規作成」をタップ
- 名前やアイコンを設定する
パスワードの登録
固定電話での認証手順
- アプリをダウンロード&インストール
- アプリを起動して、新規登録をタップ
- 固定電話の番号を入力
- 「上記の電話番号にSMSで認証番号を送ります」のメッセージが表示されるので、いったん「OK」を押す
- 続く入力画面で、中央にある「通話で認証」のボタンを押す
- 登録した電話番号にかかってくる電話を取ると、6ケタの認証番号がアナウンスされる(番号をメモしておきます)
- 認証番号をLINEの登録画面に入力
- 「アカウントを新規作成」をタップ
- 名前やアイコンの設定
パスワードの登録
新規アカウント作成で注意すること
電話番号なしでLINEの新規アカウントを登録する際には、気をつけておきたいことが2つあります。
既存アカウントと混同しないようにする
新規作成したアカウントとは別に既存のLINEアカウントを持っている場合は、新旧のアカウントを混同しないように注意することが必要です。
せっかくサブ垢を作っても意味がなくなってしまうので、気をつけましょう。
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」はオフにしておく
LINEには、自分の電話帳に登録されている人が自動的に友だちリストに追加される「友だち自動追加」という機能があります。これをオフにしておくことを推奨します。
もう一つは「友だちへの追加を許可」です。これは自動追加とは逆で、自分の番号を電話帳に登録している人が自分のアカウントを友だちに自動追加することを許可するかどうかのチェックです。
固定電話では、会社や役所や親戚など友だちではない番号も多く登録されている可能性があります。そのため、「友だちへの追加を許可」もオフにしておくことを推奨します。
Facebook連携で電話番号なしでも引継ぎできる
過去にFacebookアカウントと連携してLINEアカウントを作成していた(2020年4月以前)場合は、電話番号なしのLINEアカウントへ引き継ぐことが可能です。
ここではラインを電話番号なしでアカウントへの引き継ぎをする方法について紹介します。
Facebook連携の方法
Facebookから引き継ぐ場合、旧端末で設定を終わらせて、そのあとで新端末の設定を行います。
旧端末ですること
- LINEアプリを最新にアップデート
- 「歯車マーク」→「アカウント」へと進む
- Facebookの「連携する」のボタンをタップ
- 確認画面で「続ける」を押す
- トーク履歴のバックアップなどをしておく
- アカウント引き継ぎ設定をオンにする
新しい端末ですること
- 新しい端末にLINEアプリをインストールして起動する
- 「Facebookログイン」を選択
- 連携したFacebookアカウントにログイン
- LINEアカウントにログイン
- トーク履歴を復元
引き継ぎ設定が終わったらトークの復元を実行し、必要に応じて年齢認証を行いましょう。
スタンプの再ダウンロードや着信や通知設定をすれば、Facebookアカウントと連携したLINEアカウントの引き継ぎ作業は完了です。
電話番号なし引き継ぎのメリット
電話番号なしアカウントの引き継ぎを利用するメリットは、LINEのアカウントを複数所持できることです。
プライベート用やビジネス用でラインアカウントを使い分けたい場合は、ライン電話番号なしアカウントを作成しておくとそれぞれで使い分けることが可能です。また、通常電話番号を登録してラインアカウントを作成していると電話番号を変える際にラインのアカウントの再設定が必要になり、結構手間が掛かってしまいます。
ライン電話番号なしアカウントを利用していれば、電話番号が変わっても特に再設定をする必要がないので、気軽にスマートフォンの機種変更をすることができます。
電話番号なし引き継ぎのデメリット
このようにFacebookアカウントを活用してラインアカウントを作成した場合は、引き継ぎ方法が少し異なるので注意が必要です。
また電話番号なしアカウントの引き継ぎには、スタンプの購入やLINEpayが利用できなかったりと、利用できるLINEサービスにも制限があります。
自分がどのような機能をLINEアプリとして利用するかを確認した上でライン電話番号なしアカウントを活用しないと今まで通りの機能が利用できず、困ってしまう場合もあります。
事前にチェックしておきましょう。
まとめ
この記事の内容をまとめます。
- LINEの新規アカウント作成には電話番号が必須
- Facebook連携での新規作成は廃止になった
- SMSか通話による認証が不可欠
- 電話番号なしだと「友だち検索機能」に制限がかかる
- Facebook連携アカウントを引き継ぐことは、現在でも可能
子供用や2つ目のアカウントとしてライン電話番号なしアカウントを作成する方法やデメリットについて紹介しました。
電話番号なしでLINEアカウントを登録することにはメリットもありますが、利用できるサービスに制限もあります。
事前にどのサービスが使えなくなるかを確認してから電話番号なしアカウントを作成して活用するようにしましょう。