目次
「いいね」の上限とは?制限がかかる条件
先ほどの、考えられる原因の①でお話した、「いいね」の上限について、ご説明していきます。
詳しい話をする前に、まず「いいね」に関して言うと、Twitterからは情報が公開されていないということをご承知ください。
ですが、ネット上の情報を集めると、ある程度の具体的な数字を考えることは可能ですので、この記事ではそちらをご紹介していきます。
また、そもそもTwitterから情報が公開されていない以上、仕様が変更されることもありますが、それをはっきりと確認することは難しいと言えます。ですので、この記事の公開から一定時間経ってお読みいただいている場合には、いつの間にか上限数が上下している可能性がありますので、注意いただければと思います。
1日あたり1000いいねが上限
ネット上の情報を整理していくと、Twitter上で推測される条件としては、1日あたり1000回のいいねが上限であるようです。
1日が24時間ですので、1000回÷24時間=41.6…となりますので、1時間で40回近く「いいね」を押すと、制限がかかる可能性があります。また、ここまで「いいね」を付けていないのにも関わらず、制限がかかったという記述も散見されました。これは、「短時間」で一気に「いいね」をつけたことが原因だと考えられます。
整理すると、「1時間で40いいね」、「1日で1000いいね」を目安として、短時間でたくさん「いいね」をつけると制限がかかる、ということになります。
アカウントや環境により異なる可能性も
ここは、Twitterから公式として情報が出されていない以上、アカウントによって差が出ることがあります。
規制をかけるかどうかの判断として、AIが介入した操作ではないか、という基準があるようです。ですので、一気に「いいね」を付けた場合、数字に関係なくAIと判断されて制限がかかるようです。
ネット上に、100~250回まとめて「いいね」した時にそのたびに制限がかかった、1日の合計で1250回(1000回を超えている)押すことができた、という記述もあります。ですので、「いいね」の回数は、アカウントやその時によって異なるようです。
連続して「いいね」できるのは250が上限
「いいね」の上限は、250回であるようです。
1日で1000回くらい、という説明を先ほど致しましたが、「短時間」という条件の方で考えると、連続して「いいね」を押していくと、250回でいいねが押せない、という状態になるようです。
1日の上限に関しては、1000回を超えている場合もありますが、この短時間の制限は、上限250回が確実なようです。
場合によって回数がまばらな事例も
先ほどもお伝えした通り、Twitter がAIと判断された場合など、または「いいね」をつけるスピードが速いと、250回を待たずして制限がかかることがあります。100回でかかる場合、150回や200回でかかる場合などがあり、100回程度~250回の幅で制限がかかるようです。
「いいね」制限の解除にかかる時間は?
それでは、Twitterでいいねが押せない、いいねが消えていくという制限のかかったところから、解除にかかる時間はどれくらいなのでしょうか。制限がかかった場合によって時間が異なるようですので、ご自身の状態に合わせてご覧いただければと思います。
1日あたりの上限で制限された場合は24時間
1日あたりの上限(1000回程度)に達した場合、合わせて短時間の上限に触れていない場合には、解除まで24時間が必要になります。その間、いいねが押せない、という状態になります。
短時間の上限で制限された場合は1時間
短時間の上限(250回の上限)、またはAIと判断されたために早く制限がかかってしまった時には、解除まで1時間かかることになります。
30分、2時間などの事例も
短時間での制限の場合、アカウントによって、30分、2時間という事例もあるようです。制限がかかる上限と同じように、制限解除の時間も、まちまちなことがあるようです。ですので、「1時間前後」が目安だと思っていただければ間違いないでしょう。
72時間(=3日)制限される場合も
制限のかかり方によっては、72時間、すなわち3日も制限されてしまう場合もあるようです。
これは、Twitterのアプリ側から警告が出た場合のもので、「スパム」に関係するアカウントと判断されてしまったことによるものです。いいねに限らず、フォロー、リツイートも併せて制限がかかり、「こちらのアカウントは、一時的に機能が制限されています」という警告文とともに、このアカウントがTwitterのスパムポリシーに違反している可能性がある、という旨の文章が表示されます。
この場合、今までより時間の長い72時間、3日間の制限がかかることになります。
72時間(3日)制限とは?3日制限がかかるのはどんなとき?
先ほどのすぐ前の項で少し触れた「72時間の制限」がかかる場合についてご説明していきます。かかる状況や制限内容に関して詳しくご紹介していきますので、参考にしていただければと思います。
フォロー、いいね、RTが制限される
まず、72時間の制限がかかってしまった場合の規制の内容ですが、先ほどもお伝えした通り、「いいね」が押せないことの他に、フォローとリツイートもできなくなります。これは、スパム判定されていることから、大きくアカウントの動きを制限する必要があるからだと考えられます。
本来はスパム行為を行っているアカウントに制限がかかる
この制限は、本来、Twitter側がスパム行為を行っているアカウントに対する制限として設定されているものです。
ですので、ご自身のアカウントで行った行為が、スパム行為(機械的な「いいね」やフォロー)だと判断された、ということになります。
ブロックやミュートを行うと制限される傾向に
「いいね」に限らず、ブロックやミュートを行うと制限される傾向にあるようです。スパムツイートをするアカウントや悪質なアカウントをこちらがまとめてブロック・ミュートすると、逆にこちらがスパム判定されてしまう、ということがあるようです。
身に覚えがない場合は問い合わせで解除される可能性も
先ほどの原因で制限されてしまった場合、Twitterのヘルプセンターにこちらから、メッセージを送ることで解除された、という報告がネットでなされています。
ツイッターのヘルプセンターに、問い合わせのフォームがあります。そこから、ブロック操作を行った目的や正当なものであること、機械ではなく手動である、という旨を報告することで、解除してもらえる可能性があります。
これについては絶対、というものではありませんが、Twitterのヘルプセンターへの問い合わせは、少なくとも返事が返ってくる可能性は高いですので、72時間待っている間に連絡してみましょう。
「いいね」以外で制限されるTwitterでの行為
最後に、Twitter上で、「いいね」以外にも制限されることもありますので、番外編としてご紹介していきます。
ダイレクトメッセージ(DM)の送信
ダイレクトメッセージ(DM)は、1日1000件の制限が設定されています。
メールアドレスの変更
アカウントと紐づけるメールアドレスは、1時間に4回が変更回数の上限となっています。
ツイート
1日あたり2400件が上限です。また、1日あたりのツイート数の上限は、30分単位でもカウントされていますので、30分に50件が上限になります。下が計算式になります。
2400件÷24時間=100件/1時間
100件/1時間÷2=50件/30分
フォロー
システムの仕様として定められたフォロー数の上限は1日あたり400件と設定されています。また、これに加えて短時間の過剰なフォローに関しても制限がかかりますので注意してください。
まとめ
ここまで、Twitterの「いいね」の制限に関してお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
いいねが押せない、いいねが消えていく、という症状の際は、ご自身の状況と、その対処法に関して、参考にしていただければと思います。