Windowsのデフォルトでは、バッテリー駆動時などは省電力設定となっており、この場合は、電源のオンオフとスリープがこまめに動作します。
こうした電源のオンオフがkernel-power41病的な症状の原因と考えられる場合は、電源オプションを高パフォーマンスに設定して様子を見ましょう。
目次
対処法14.PC内部の埃の除去
PCを長く使っていると、内部にホコリがたまってきます。ホコリによりマザーボードなどの絶縁状態や温度状態が不安定になりkernel-power41病の引き金となるかもしれません。
不衛生でもありますし、可能であれば、ケースを開けて内部を清掃したいものです。
対処法15.メモリの抜き差し/交換/電圧の向上
メモリがきちんと挿さっていなかったり緩んでいた場合、メモリが壊れた場合はkernel-power41病的な症状が発生します。また、メモリの電圧が不安定な場合も同様です。
メモリの故障をチェックして、キチンと挿し直したりで対応しましょう。
また、PCに詳しい方は、メモリの電圧も確認して低いようであれば昇圧しましょう。
対処法16.タコ足配線や延長コードを避ける
タコ足配線や延長コードの多用は電圧が不安定になるなど、PC用電源の品質劣化の原因となります。電源品質の劣化は、kernel-power41病の主因にもなり得ます。
タコ足配線や延長コードの多用を避けるよう、配線を見直しましょう。
対処法17.シャットダウン後にコンセントを全部外して放電する
PCをシャットダウンしても、電気が通電状態であると、ネットワークカードをはじめPCの部品は稼働状態にあります。このため、シャットダウンしても、これらの部品のkernel-power41病発生の条件はクリアされずに保持されてしまいます。
PCをシャットダウン後に、電源コンセントは抜き、バッテリーも外して、完全に電源の供給がない状態でしばらく放置しましょう。
これにより、PCハードは完全にリセットされます。
18.Flash PlayerやShockWaveを削除する
Flash PlayerおよびShockWaveはすでにサポートが停止されています。これらをベースにしたアプリの稼働やサイトの参照がどうしても必要な場合を除き、Flash PlayerおよびShockWaveおよびそれらを使うアプリはアンインストールしましょう。
Windowsで出るエラー「kernel-power41」の原因
kernel-power41病発生の原因は、1つや2つではなく、さまざま要因が関係してきます。
想定される主な原因には以下のようなものがあります。
- PC部品やハードの故障
- PC部品やハードの取り付け不良やゆるみ
- OSやドライバー、BIOSなど基本ソフトとの相性
- アプリの不具合
- PC環境とOSなどの設定の不整合