それではここからは「識別されていないネットワーク」と表示されてしまった場合の、インターネットの種類を変更する方法について紹介していきます。インターネットの種類をパブリックネットワークを設定してしまい、上手くネットワークにアクセスできない場合は是非参考にしてみてください。
しかしインターネットの種類を変更することで他の設定も同様に影響を受ける可能性もあるので、もしあまりパソコンに詳しくない場合は自分で行わず良く知っている人に確認してみるといいかもしれません。
①ローカルセキュリティポリシーで変更する
まず「識別されていないネットワーク」と表示されインターネットの種類をプライベートネットワークに変更する方法としては、ローカルセキュリティポリシーを変更する方法があります。ローカルセキュリティポリシーとは、ローカルパソコン設定されているパソコンのポリシー設定のことです。
［スタート］ボタンからローカルセキュリティポリシーを起動して、左側のペインから「ネットワーク リスト マネージャー ポリシー」を選択し、「識別されていないネットワーク」を選択しましょう。そして場所の種類をデフォルトの「未構成」から「プライベート」に変更すれば、インターネットの種類を変更することができます。
②グループポリシーで変更する
またローカルセキュリティポリシーではなくグループセキュリティポリシーを変更する必要があるパソコンもあります。グループセキュリティポリシーとは、ドメインというパソコンを管理する設定をされている場合です。この場合は、グループセキュリティポリシーからインターネットの種類を変更する必要があります。
グループ・ポリシー管理エディタ・ツールを起動し、［セキュリティの設定］から［ネットワーク リスト マネージャー ポリシー］を開きましょう。そして右側のペインから「識別されていないネットワーク」を選んで、「未構成」から「プライベート」に変更すれば、インターネットの種類を変更することができます。
③動画による説明
またWindows10のパソコンの場合は少し上記の方法とインターネットの種類を変更する方法が異なる場合もあります。その場合はこの動画「https://www.youtube.com/watch?v=LAkbr7CtBO0」を参考にして設定を確認してみるといいかもしれません。設定アプリからインターネットを起動して、まずは自分のパソコンがパブリックネットワークなのかプライベートネットワークなのかを確認してみるといいかもしれません。
まとめ
Windows10のパソコンでインターネットにアクセスできず「識別されていないネットワーク」と表示されてしまう場合、いくつかの原因が考えられます。まずは自分のパソコンのインターネット設定を確認して、誤った設定されていないかを確認してみましょう。
また、インターネット設定を変更する際に間違った設定をしてしまうとさらにインターネットにアクセスできなくなってしまう場合もあるので、注意して行うようにしましょう。