0120938112というフリーダイヤルの電話番号から電話がかかってきた場合、それはau関連サービスの「auHome」への勧誘の営業電話です。
0120938112の電話番号は、auのオフィシャルサイト上にて、自社関連の番号なので「不審業者」ではないと公式に表明しています。
しかし知らないフリーダイヤルの電話には、出ることを避けたいと思う人も多くいるかと思われます。
本記事では0120938112から電話の内容と、知らない番号の営業電話に出なくても済む、撃退法などを紹介していきます。
目次
0120938112からの着信はauHOMEへの勧誘電話
0120938112という知らないフリーダイヤルの電話番号から着信した場合、これはau関連サービスの「auHOME」への勧誘の営業電話です。
0120始まりの電話番号の中には、悪徳業者による迷惑電話が増えてきたことで、不審に思う方も多くいることでしょう。
0120938112の電話も、このあと詳しく説明しますが、結論から言えば出ないでおいても全く問題ありません。
まず前半では、この0120938112からの電話はどのような用件なのか、そして後半ではこうした迷惑電話をどう撃退すればいいのか解説していきましょう。
0120938112はau公式サイト上に記載された電話番号
実は0120938112という電話番号は、auの公式サイトの「よくあるご質問」のページに記載された、いわばau公認の電話番号なのです。
サイト上に、その番号がどのような事業を行っているかなどは書かれていませんが、少なくとも悪徳業者でないことは表明されています。
しかしながらこの電話番号からの内容は、実際には単なる営業の電話ですので、一日に何度も電話をしてくることがあるようです。
営業の電話に関しては、これは「特定商取引法」という法律を遵守した上で行われていることになっています。
ですから違法になるようなことをすれば、企業自体が業務停止命令になることもあり、通常は正当な営業行為が行われます。
詐欺などの危険な電話ではない
0120938112は前述の通り、au関連サービスであるauHomeへの勧誘の営業電話ですから、詐欺などの危険性はないと言えます。
しかし相手も営業行為を職責として行う以上、上手に勧誘されて契約までこぎつけらてしまうことは、十分にあり得ることです。
説明を聞いて納得して契約したならば、それ自体は詐欺とは言えない、通常の商行為に該当します。
営業電話においては特定商取引法を遵守して行われている前提で、多くの企業では音声も録音されていることが多いので、違法な営業は行われないと考えていいでしょう。
営業電話なので無視や着信拒否でも問題はない
0120938112の電話が悪徳業者ではないことは上述の通りではありますが、そもそも営業の電話に出ること自体が面倒だと感じる方が多いと思います。
0120938112の電話は勧誘の営業電話であり、こちらにとって重要な内容ではありませんから、無視や着信拒否で問題ありません。
しかし単に電話を無視したり、着信拒否しつ続けたとしても、それでは根本的な解決にはなりません。
根本的な解決方法は、後ほど詳しく紹介をします。
折り返しの必要もない
0120938112の電話は無視や着信拒否で問題ないので、当然折り返しの連絡をする必要もありません。
あまりないケースかと思われますが、もしもauHomeのサービスを利用してみようかと検討している方ならば、折り返し電話してみても悪くはないでしょう。
auHomeの営業電話の内容とは?
0120938112からの電話の相手は、auの関連サービスである、auHOMEだということははっきりしました。
auHomeとはauスマホユーザーが、他のデバイスなどとの組み合わせで、手軽なセキュリティシステムを構築できるサービスのことです。
0120938112の営業電話では、auHOMEに必須なデバイスを、安く購入できるキャンペーンの案内などを提供してきます。
営業内容①スマートスピーカーやネットワークカメラ
0120938112(auHome)から営業される1つ目としては、auHOMEに必要な機材である、スマートスピーカーやネットワークカメラの販売営業です。
キャンペーン期間中なので安く使える、あるいは一定期間は無料で使えるなどということを提案されます。
話しをよく聞くと、一時期は無料で使えるものの、無料期間が終了すると月額料金が発生するなどの落とし穴がある可能性はよくあるようです。
最初に「月額」が、ごくわずかな費用で使えると勢いをつけて、後から機材の割賦販売契約を話す手口が散見されています。
営業内容②auひかり
0120938112(auHome)から営業される内容で2つ目にあるのは、「auひかり」の営業です。
これは自宅に引き込んで設置する、光ケーブルタイプのインターネット回線の営業です。
0120938112の電話はauユーザーへ向けた営業の電話ですが、auユーザーの場合、auひかりとのセットにするとスマホの料金も安くなる可能性があります。
場合によっては、営業内容が適合して、スマホもネットも安くて快適となる可能性はあるでしょう。
しかし多くの場合には、お得になるのは「期間限定」などもこともありますから、長い目でみてどうであるのか注意したほうが賢明です。
営業電話の撃退法
では0120938112に限らず、何らかの商材の勧誘営業の電話についての、撃退法をいくつか紹介しましょう。
0120938112の電話もそうですが、営業は前述した通り、特定商取引法を守った上で電話をしてきます。
ですので簡単でもいいですから、この特定商取引法を知っておくと、対処する際に役に立つことと思われます。
撃退法①はっきりと断る
営業電話の撃退法の1つ目としては、まず用件をはっきりと断ることが重要です。
曖昧な返事で断ったり、一時的に逃げるようなことを言いますと、それにつけこんで再勧誘したり継続的に電話をかけてくるようになります。
営業の電話で断る場合には、「必要ありません」と、はっきり断ることが最も重要です。
はっきりとした拒否を申し出ているのに、それでもしつこく電話をかけることは、これは特定商取引法上では禁じられています。
撃退法②事業者名と担当者名を聞く
次に有効な営業電話の撃退法は、相手の事業者名と担当者名を聞いて、しっかりとメモをとっておくことです。
特定商取引法においては、電話では自分の事業者名や、担当者としての自分の氏名を名乗らなければいけないことになっています。
悪徳業者では、事業者名や担当者名を偽ることがあるので注意が必要ですが、曖昧にされたら怪しいと思っても問題ありません。
撃退法③再勧誘は違法であること伝える
また一度はしっかり断ったことがあるのに、継続的に再勧誘する行為は禁止されているということを、こちらが知っていることを伝えましょう。
こちらが法律に明るいことがわかったとなれば、相手も特定商取引法への抵触は避けて、しつこく電話することをやめる可能性が高くなります。
これで引き下がらないような場合には、次の撃退法へと移行していいでしょう。
撃退法④警察や消費者センターに相談することを伝える
しつこい営業電話に対する撃退法の最終段階としては、消費者センターや警察、弁護士に相談する意思があることを相手へ伝えましょう。
相手が高圧的な話しぶりで怖い場合もあるとは思われますが、何を言っても引き下がらない場合には、毅然とした態度で行政機関に相談することを表明するのです。
消費者センターは無料で相談ができますから、本当にひどい営業電話がある場合には、自分1人で抱えるのではなく相談することをおすすめします。