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TVer(ティーバー)の危険性は?メリット/デメリットも紹介

ネットでテレビ番組を見れる動画配信サービスの「TVer(ティーバー)」。無料で見れるということで危険性がないのか気になるところです。この記事では、TVerの概要や危険性、見逃し配信をしている動画配信サービスをご紹介します。

目次

TVer(ティーバー)の概要

出典:TVer公式(https://tver.co.jp/)

早速、Tver(ティーバー)の概要から見ていきましょう。

TVer(ティーバー)は無料でテレビ番組が見られる動画配信サービス

TVer(ティーバー)は無料でテレビ番組を見ることができる動画配信サービスのことを指します。テレビと同じようにネットにさえ繋がっていればお金を追加で支払うことなくテレビ番組を視聴することができます。

TVerが無料で配信できるのはなぜ?

TVer(ティーバー)はお金を払うことなく視聴することができますが、無料で使うことができるのはなぜ?危険性があるのではと思ってしまうのではないでしょうか。

TVer(ティーバー)が無料で視聴できるのは、テレビと同じように番組の途中で再生される広告で収益を上げているからです。

テレビの場合、録画をしてしまえばCMはある程度スキップすることができますが、TVer(ティーバー)は広告をスキップすることができません。30秒から1分程度の広告なので、無料で視聴できるので理解しておきましょう。

TVerに危険性はある?

数あるテレビ局の番組を完全に無料で見られるということで、危険性を感じる方もいると思います。TVer(ティーバー)に関しては危険性はありません。そもそもアカウント登録も不要なので個人情報が漏洩するような危険性もありません。

また、ウイルスに感染したというような危険性も確認できませんでした。無料=危険性の高いサイトという印象が強い方もいると思いますが、TVer(ティーバー)は正しく運営されているサイトなので危険性を感じることなくテレビ番組を視聴できます。

気になるならプライバシー設定推奨

TVer(ティーバー)には危険性はありませんが、気になるならプライバシー設定をしておきましょう。プライバシー設定を行なわなくても危険性が高いわけではないので少しでも気になる場合のみ設定を行いましょう。

モバイル通信での視聴には注意

TVer(ティーバー)の危険性というわけではありませんが、テレビ番組を視聴するにはデータ通信が必要です。モバイル通信で視聴するとすぐに通信制限に引っかかる危険性があるので注意しましょう。

TVerの運営会社

TVer(ティーバー)の運営会社は「株式会社TVer」ですが、筆頭株主として在京5局のテレビ局が名を連ねています。

フジテレビ・TBS・テレビ朝日・日本テレビ・テレビ東京と誰でも聞いたことがあるようなテレビ局が実質運営をしているような動画配信サービスで、問題があるとテレビ局にも悪影響が出る可能性もあります。

そう言った点からもTVerは危険性が低く、かつ、無料でテレビ番組を見ることができるテレビ好きからすると嬉しいサービスです。

推定ユーザー数

TVer(ティーバー)はPCではブラウザで視聴できますし、スマホならアプリがリリースされています。ただ、アカウントを作成する必要がないので、実際のユーザー数を調べることは困難です。

ただ、アプリのダウンロード数は集計されており、4,000万ダウンロードを達成しています。テレビが見られなくなっている時代ですが、TVer(ティーバー)がテレビ離れを止める起爆剤になる可能性があります。

視聴方法

視聴方法は前述しましたが、ブラウザまたはスマホアプリで視聴することができます。また、一部のテレビにはTVer(ティーバー)のアプリがデフォルトで入っているためテレビの大画面でも見ることができます。

通信量

TVer(ティーバー)を視聴する際に必要は通信量を以下の表にまとめました。

再生時間画質(自動)画質(低画質)
5分約80MB約45MB
30分約480MB約270MB
1時間約960MB約540MB

低画質で見ても30分見たら300MB程度は通信量を消費します。大容量プランや無制限プランを契約しているならそこまで気にする必要はありませんが、格安SIMの容量が少ないプランの場合すぐに上限になってしまうので注意しましょう。

アプリはiOS/Android共に対応

TVer(ティーバー)のアプリはiOSでもAndroidでも対応しています。アプリストア(App Store/Google Play Store)でインストールが可能です。

アプリストア以外からはダウンロードしてはいけない

TVer(ティーバー)の公式ページでも発表されていますが、フィッシング詐欺を目的とした誤認するサービスが確認されています。

iOSの場合はアプリはApp Store以外からはインストールできませんが、Androidの場合はアプリストアでなくてもインストールは可能ですが、危険性のないはずのTVerのはずが、偽ものをつかまされて危険性が高まる可能性もあるので注意しましょう。

TVer(ティーバー)を使うメリット

では、TVer(ティーバー)を使うメリットを6つご紹介します。

メリット①会員登録をすることなく無料で視聴できる

TVer(ティーバー)の最も大きなメリットは、会員登録することなく無料で誰でもテレビ番組を視聴できる点です。会員登録することで個人情報の漏洩の危険性にもつながります。

そう言った危険性がなくブラウザやアプリがあればすぐに視聴できるは非常に大きなメリットです。

メリット②在京5局の番組を見られる

TVer(ティーバー)では基本的に在京5局で放映されているテレビ番組を見ることができます。地方に住んでいると、放送されていないような番組でもTVer(ティーバー)があれば見ることができる可能性があります。

地方局の番組も配信している

基本的には在京5局の番組の配信ですが、地方局でしか放送していないローカル番組の配信も行っています。こちらも全ての番組が配信されているわけではないので、気になる番組がある場合はTVerで検索してみましょう。

一部リアルタイム配信も開始

TVer(ティーバー)ではリアルタイム配信も開始されました。毎日ゴールデンタイムの番組の放送はリアルタイムで放送されています。

ただ、リアルタイム配信は1分ほどのタイムラグが発生します。これはどうすることもできないので、ライムラグが発生することは理解しておきましょう。

メリット③画質を選ぶことができる

TVer(ティーバー)では、画質を選ぶことができます。ラジオのように聞き流したいような番組なら通信量を抑えるために低画質にすることができます。

逆に、ドラマのように細部までしっかりと見たい場合は綺麗な画質にすることで鮮明に見ることができます。設定は「自動・高・中・低」とあるので状況にあった画質を設定しましょう。

メリット④倍速再生が可能

TVer(ティーバー)では、倍速再生がデフォルトでできるようになっています。時間がなくてもどうしても見たい番組があるなら倍速再生を活用しましょう。

TVer(ティーバー)で行える倍速再生の倍率は、「×1.25・×1.5・×1.75」と選ぶことができます。×1.75だとかなり早口になるので内容だけ確認したい時には便利です。

メリット⑤字幕に対応している番組もある

TVer(ティーバー)では字幕に対応している番組もあります。「CC」と表示される番組は字幕に対応しており、番組検索をする際に字幕に対応しているかどうかでも検索することができます。

メリット⑥様々なデバイスで視聴可能

TVer(ティーバー)は様々なでが椅子で視聴が可能です。前述している通り、スマホではiOSでもAndroidでも可能です。また、PCもWindowsPC、Mac共に視聴可能です。

TVer(ティーバー)のデメリット

TVer(ティーバー)にはメリットが数多くありますが、反対にデメリットもあります。ここからはTVerの8つのデメリットをご紹介します。

デメリット①番組のダウンロードはできない

TVer(ティーバー)では番組のダウンロードはできません。データの通信量を節約するために、Wi-Fiでダウンロードしてオフライン再生することはできません。視聴の際は必ずデータ通信が必要なので覚えておきましょう。

デメリット②視聴期限が決まっている

TVer(ティーバー)では配信期間が決まっています。毎週放送されている番組に関しては、ほとんどの場合テレビで放送された時間から1週間です。放送日からではなく放送時間から1週間が基準なので覚えておきましょう。

デメリット③広告を非表示にできない

TVer(ティーバー)では広告を再生することで無料で番組を見ることができる仕組みになっています。なので、広告を非表示にすることは方法はありません。

デメリット④著作権に関わる映像や音源は非表示/非再生になる

TVer(ティーバー)では、テレビ番組内で流れる音楽や写真/動画などが著作権で使用できない場合があり、その場合は非表示/非再生になることがあります。

なので、1時間の番組であっても、全く流せない部分はカットされて配信されている場合があります。番組を全て楽しみたいならテレビや録画機能のある機器で視聴するようにしましょう。

デメリット⑤サブスクで配信されている動画は基本見れない

TVer(ティーバー)はテレビ番組のアーカイブ配信をメインに行なっている動画配信サービスです。なので、サブスクで配信されているような映画やドラマなどは見れない場合が多くあります。

ただ、ドラマもアニメも、基本はサブスクでしか見れませんが、テレビで放送されている期間の場合は見れる場合も多いので、1話だけ見逃してしまった場合でも探せば見ることができる可能性があります。

デメリット⑥広告を非表示にする有料プランがない

TVer(ティーバー)は広告収入で運営されているため広告を非表示にすることができないことは前述しました。動画配信サービスの中で、広告を非表示にするような有料プランが用意されている場合がありますが、TVerにはありません。

TVerでは広告を非表示にする手段がないので、TVerで番組を視聴する場合は広告を見ないようにすることは諦めましょう。

デメリット⑦全ての番組は配信していない

TVer(ティーバー)では在京5局の全ての番組を配信しているわけではありません。特に音楽番組は配信されていないことが多いので注意しましょう。

デメリット⑧海外からは視聴できない

TVer(ティーバー)は日本国内のユーザーに向けたサービスです。なので、基本的には海外からは視聴ができません。ただVPNを使えば視聴することができる場合もあります。

TVer(ティーバー)のアカウントは作成するべき?

TVer(ティーバー)はアカウントを作成することなく無料でテレビ番組を見ることができるのがメリットと前述しましたが、アカウントの作成も可能です。ここからは、TVerのアカウント(TVer ID)についてご紹介します。

アカウント作成する3つのメリット

TVerのアカウント作成をするメリットは3つあります。

  • リアルタイム配信の追っかけ視聴が可能
  • デバイス間で情報を共有
  • TVerリンクを利用できる

TVerでリアルタイム視聴をしている方はアカウント作成をすることで追っかけ視聴ができるため作成がおすすめです。ただ、リアルタイム視聴をしてない人はそこまで作るメリットはないと考えます。

アカウント(TVerID)の作成手順

では、TVerアカウント(TVer ID)の作成手順をご紹介します。

  1. トップ画面の歯車マークをタップ
  2. ログインをタップ
  3. 新規登録(無料)をタップ
  4. メールアドレスを入力して届いた確認コードを入力する
  5. アカウント情報を登録する

不要になったら削除可能

TVer(ティーバー)アカウントは不要になったら削除することができます。設定画面に進めば簡単に削除できるので、TVerを頻繁に使うなら一度アカウント作成をしてみてもいいかもしれません。

テレビ番組の見逃し配信をしている動画配信サービス

では、TVerのようにテレビ番組の見逃し配信をしている動画配信サービスをご紹介します。

動画配信サービス①FOD PREMIUM

動画配信サービスの「FOD RREMIUN」では、フジテレビ系の番組の見逃し配信を行っています。フジテレビ系の過去の番組のアーカイブも見ることができるので、フジテレビが好きな方にはおすすめです。

動画配信サービス②Paravi

動画配信サービスの「Paravi」ではTBS系のドラマやバラエティの見逃し配信を行っています。TBS系以外でもテレビ東京の番組も配信されているのでドラマ好きの方にはおすすめです。

動画配信サービス③TELASA

動画配信サービスの「TELASA」ではテレビ朝日系のドラマやバラエティをメインに見逃し配信を行っています。元々はビデオパスというサービスでしたが、リニューアルしKDDIとテレビ朝日が共同経営を開始しました。

動画配信サービス④Hulu

動画配信サービスの「Hulu」では日本テレビ系のドラマやバラエティをメインに見逃し配信を行っています。

日本テレビの子会社が運営しているため日本テレビ系の番組を見ることができますが、それ以外でも他の局で放送されたドラマも配信されています。また、Huluオリジナルのドラマや映画なども配信されているのが特徴です。

動画配信サービス⑤ABEMA

動画配信サービスの「ABEMA」ではテレビ朝日系のバラエティの見逃し配信を見ることができます。見逃し配信というよりも、オリジナル番組の配信をメインに行なっているサービスです。

テレビ朝日とサイバーエージェントが共同で運営しているためテレビ朝日系が配信されれいますが、オリジナルのドラマや過去のアニメなども見ることができるサービスです。

動画配信サービス⑥Gyao

動画配信サービスの「Gyao」はYahooが運営する動画配信サービスです。TVerのように無料で使える動画配信サービスです。

TVerとの違いとしては、映画や海外ドラマ、韓流ドラマなども無料で配信を行っています。テレビ番組というよりも無料でコンテンツを見ることができる動画配信サービスです。

おすすめの動画配信サービス

 

最後に、おすすめの動画配信サービスを5つご紹介します。テレビ番組の配信はされてないことが多いですが、ドラマや映画、アニメなどたくさんのコンテンツが配信されているサービスを紹介します。

おすすめ動画配信サービス①U-NEXT

おすすめの動画配信サービスの1つ目は、「U-NEXT」です。2,189円/月と動画配信サービスの中では料金は高めですが、130,000本以上の動画が配信されている上に有料サービスを使えるポイントも付与されます。

料金だけで見ると確かに高いのは事実ですが、付与されるポイントで新作を見たり読んだりできることを考えるとそこまで高いわけではありません。

おすすめ動画配信サービス②Netflix

おすすめの動画配信サービスの2つ目は、「Netflix」です。海外のオリジナルドラマを数多く配信しているのが特徴です。世界的に大ヒットした「イカゲーム」や「梨泰院クラス」なども独占配信しています。

過去には無料トライアル期間がありましたが、現在は廃止されたため、お試しをすることができません。また、プランによって視聴できる画質が決まっているため良い画質で見たい場合はスタンダードプランを契約する必要があるので注意しましょう。

おすすめ動画配信サービス③Amazon Prime Video

おすすめの動画配信サービスの3つ目は、「Amazon Prime Video」です。Amazonプライム会員の特典として視聴できる動画配信サービスで500円/月で利用できます。

一部の作品はダウンロードができ、オフラインで再生することができるのも特徴です。Amazonプライム会員の特典としては非常に魅力的な動画配信サービスです。

おすすめ動画配信サービス④Disney+

おすすめの動画配信サービスの4つ目は、「Disney+」です。ディズニーやピクサー作品だけでなく様々な映画やドラマを視聴することができます。

ディズニーやピクサー作品を見放題で見れる上にマーベル作品なども見られるので、好きな方にはおすすめです。

おすすめ動画配信サービス⑤Apple TV+

おすすめの動画配信サービスの5つ目は、「AppleTV+」です。Appleが運営する動画配信サービスで、AppleTVオリジナル作品が数多く配信されています。

他の動画配信サービスに比べると配信数は多くありませんが、評価の高い作品が多いため海外ドラマや映画が好きな方にはおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?TVer(ティーバー)は非常に便利なサービスです。危険性がない上に、登録も不要で無料で楽しむことができます。広告を見なければいけませんが、テレビ局がCMを流しているのと同様のことです。

メリットもたくさんありますが、デメリットもあるのは当然です。ただ、そこまで気になるようなデメリットではなく、メリットの方が圧倒的に魅力的です。

世の中には無料で見られるが危険性の高い動画配信サイトも存在します。そんな中TVerは本当に安全なサイトです。危険性のないTVerを楽しんでいただけると幸いです。