最後にiPhoneから送信したメールが、迷惑メールに入ってしまう理由はいったい何なのでしょうか。
普通にスマホを使っていて迷惑メールを送っていないのに、迷惑フォルダに振り分けられてしまいます。。
原因は複数考えることができますが、自分のアドレスが迷惑メール発信者に登録されていないかまず確認しましょう。
もし迷惑メール判定されたメールがApple製品以外の端末であれば、原因は「DMARC」の可能性があります。
Appleが2018年にセキュリティ面に強化をかけました。
その際にAppleが提供するメールサービスのメールは、Appleのサーバーから送信しない限り迷惑メールに分類されてしまう可能性が高くなっています。
DMARCとは、なりすましを防ぐためのメールサーバー間における認証技術のことです。
「SPF」と「DKIM」の認証が失敗した際に作動するものですね。
かつてのiCloudメールではDMARCポリシーが「規定なし」から「隔離」に変更されています。
つまり、Apple以外のサーバーから送信されたメールは、SPFとDKIMの両方の認証が失敗しているということです。
これにより、DMARCが反応し迷惑メールに処理されてしまう仕組みになっていますが、現状では対応策がありません。
そのため、iCloudメールサーバー以外からのメール送信を避けるだけで予防はできます。
iPhoneのメールアプリでも他サーバーからは送受信はできますが、迷惑メールに判別されたくなければデフォルトのままで置いておくべきですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
iCloudでの迷惑メールの仕組みについて解説しました。
迷惑メールは普通に使っていても届いてしまうどうしようもないものです。
なので対処法を詳しく知って厳密に対処していくことが大切になります。
iCloudでの迷惑メールはフィルタリングを活用していきましょう。
また相手側に迷惑メールだと判断されてしまう仕組みについても解説しました。
この仕組みは現状突破した事例がないのでおとなしくAppleサーバーから送受信するようにしましょう。
iCloudの迷惑メールの仕組みを詳しく知ることで安全にiCloudメールを使うことができるようになりますよ!