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PS3エミュレータはRPCS3が最強?PCの推奨スペックと設定法

PS3エミュレータのプレー動画

ここまで文章でPS3のエミュレータについて説明してきましたが、動画での説明を見るとよりわかりやすいです。実際の画面の移行状態をそのまま見ることができるからです。自分の画面と見比べながら進めることもできます。ここでは3つの動画を紹介します。

<HUGE PS3 Emulator RPCS3 Showcase! 90+ Games Tested! HD PC NEW 2020>

こちらの動画は90以上の動画を「RPCS3」で実際に動くかテストしてくれている動画です。ブログなどでも動作確認をしている人はいますが、実際に映像でどのレベルまで動くかを見られるのはとても助けになるのではないでしょうか。動画を再生してみると、映像の綺麗さなどもよくわかります。

<【RPCS3】FinalFantasy XIII 操作確認用 【PS3エミュレータ】>

大人気ゲームファイナルファンタジーの13をプレイしている様子の動画です。ハード構成も示してくれているので参考にしやすいでしょう。ファイナルファンタジーがプレイしたい!と決まっている方にはお勧めの動画です。

<【RPCS3】戦場のヴァルキュリア 動作確認用【PS3エミュレータ】>

こちらは戦場のヴァルキュリアをプレイしている動画です。軽快に動作している様子が確認できます。動画を見てもわからないことがあればコメント欄に質問することもできますので、まずは動画を視聴してわからない点は投稿主の方に聞いてみることでRPCS3に関してより知識を深められるかもしれません。

PS1やPS2でも遊ぼう!おすすめのエミュレータ

PS3の前身であるPS2やPS1エミュレータも複数開発されています。PS2、PS1を含めると遊べるゲームの幅がグッと広がりますね。どのようなエミュレータが開発されているのでしょうか。ここでは4つをその特徴も交えて紹介します。

PCSX2

PCSX2はPS2のエミュレータです。PS2のエミュレータの中で群を抜いてプレイできるゲームが多く、一番のエミュレータといえます。日本語対応しているのも日本で人気が高いポイントで、デフォルトの設定が日本語なので特に難しい設定をしなくても日本語で利用することができるのです。動作環境も基本的な環境には対応しています。BIOSの吸い出しが必要なのが少しめんどくさいかもしれませんが、一度してしまえば大丈夫なので、それを厭わない方には満足して遊べるエミュレータになるでしょう。

Play

PlayもPS2のエミュレータです。先程のPCSX2に続いてPS2エミュレータで二番目に人気のものとなっています。日本語には対応していないのが少し不便ではありますが、BIOSの吸い出しが必要ないためすぐにプレイすることができます。どこでもセーブ機能などPCSX2にある機能もありますので、PCSX2に勝るとも劣らないエミュレータなのではないでしょうか。

ePSXe

PS1はPS2と比べても映像が粗いです。その分エミュレータに対する需要が高いとも言えます。PS1のエミュレータも複数開発されていますが、その中でもこの「ePSXe」は実機再現性が高く、ネット対戦など機能が豊富なのが特徴です。実機再現性の高さには定評があり快適に遊べないソフトがほとんどありません。また、遠い人と対戦するネット対戦を楽しむこともできます。今となっては当然のネット対戦ですがPS1は対応していません。他にも録画機能やスクリーンショット機能もあります。注意点はPS1のBIOS吸い出しが必須である点です。これがないと動作が不安定になってしまいますので注意してください。

Xebra

こちらもPS1のエミュレータです。正式名称は「エミュってしまうま」といいます。サイト作者自身のレベル上げを通じて若いエミュレータ開発者に情報提供することを元々目的として開発された実験的PlayStationエミュレータです。設定を最適化すれば全てのゲームがフリーズせずにプレイできる思うと作者自身は述べており、レベルの高いサイトになっていることがわかります。PS1のゲームをプレイするならこのエミュレータが最適なのかもしれません。

RPCS3の動きが重いときの対応策

せっかく高機能・高性能なRPCS3でゲームができるのですから、ある程度スペックのいいパソコンでゲームしたいものですが、スペックの高いパソコンを用意するのも大変です。
Steamはゲームによりますが、それほど高いスペックが必要なものではありません。
しかしたくさんのゲームをダウンロードすることで、以前よりもパソコンの動きが重くなったり、ゲームの画面の動きが遅延する・・・といったことも起こります。

重い・遅いといった症状が出てきたときにはどんなことをすればいいのか、軽量化や高速化について紹介します。

ソフトの環境をチェックする

ゲームを行う上での重い、遅いといったエラー原因の多くが、ゲームの動作が公式の動作水準に達していないことにあります。
RPCS3では完璧な動作になるソフトが4割、少々不安定でも動くのが4割、残りの2割は動作基準を満たしていないのです。
そこでソフトの環境をチェックしてみましょう。

ソフトの動作環境については、RPCS3 Sony playstation3 Emulatorというサイトで、動作状況が記載されています。
こちらでソフトの状態を確認してみて、ソフトが原因なのか、それともグラフィックなどの設定が原因なのか、切り分けて考えるといいですよ。

ソフトの動作環境チェックはこちら → RPCS3 Sony playstation3 Emulator

グラフィック各種設定をチェックする

ソフトに問題がなかった・・・ということであれば、そのほか、設定などが重さの原因となっている可能性があります。
特にグラフィックは重さに関係が深いので、グラフィックの設定を見直してみましょう。

メニューからCONFIGURATIONを選択しGPUを選ぶ

  • OpenGL(一番軽い)へ変更 (グラフィック描画の安定性が落ちるので余裕があればここはそのままに)
  • Default Resolutionへ変更(重さに直結するためできれば1280×720くらいに)
  • Framelimitを30FPSへ変更(本当は60FPSほしいところ・・・不安なら30に。Autoは不安定になる)
  • Additional SettingsでVSyncを有効に変更を有効にする
    (根本的に重さに関係しませんが、PCのスペックが弱い方は快適さが変化する)
  • Anisotropic Filterでフィルターを低いものに変更(x2など)

CPU各種設定をチェックする

次にCPUもチェックしてみます。

メニューからCONFIGURATIONを選択しCPUを選ぶ

  • PPU Decorderをfastestに変更(デフォルトがfastestなので変更している人のみ元に戻す)
  • SPU Decorderをexperimentalに変更に変更(ゲームによるが高速化する可能性がある)
  • Adidtional Settingsで
    【Lower SPU thread priorityを有効】 使っているPCが低スペックであれば高速化する 高スペックなら無効にする
    【Enable Thread schedulerを有効】   最高速に設定 これによってゲームのパフォーマンスが下がるようなら戻す
  • TSX Instructionを有効にする

このような設定の変更を行ってみましょう。

まとめ

ここまでPS3のエミュレータ「RPCS3」について解説してきました。高音質や、8K10Kなどの高画質でプレイできるとゲームがもっと楽しくなりますね。動画視聴も駆使してご自身にあった快適なゲームプレイ環境を見つけてください。