シークレットモードではログイン情報や検索履歴は残りませんが、もちろん通常のウィンドウではデータや情報が残ります。
もしもあなたが通常のウィンドウとシークレットウィンドウを両方開いていて、誤って通常のウィンドウの方で隠したいサイトの検索・閲覧してしまった場合、ログイン情報や検索履歴が残ってしまうのです。
シークレットモードを利用する際は、できるだけ通常のウィンドウは閉じておくようにしましょう。
目次
注意点②:ダウンロードしたデータが残ってしまう
シークレットモードでは、データのダウンロード履歴は削除されるものの、ダウンロードしたデータ自体はパソコン内に残ってしまいます。そのため、ダウンロードされているデータから、あなたがどのようなWebサイトにアクセスしたのかがばれてしまうのです。
会社や学校などで共有パソコンを使う場合にはデータやファイルを完全に削除するか、そもそもダウンロードをしないように気をつけましょう。
注意点③:シークレットモードは必ず閉じよう
シークレットモードでの検索やWebサイトの閲覧が終わったら、必ずシークレットモードのウィンドウを閉じるようにしましょう。ウィンドウを閉じることでデータや履歴が削除されます。
そもそもシークレットモードのウィンドウが立ち上がっている時点で、同じパソコンを使っている家族や友人からは「あなたが隠したいサイトを閲覧しているのでは?」と怪しまれてしまう可能性があります。
そのため自分が使い終わったら必ずシークレットモードのウィンドウを閉じて、Googleの設定も元に戻しておきましょう。
注意点④:毎回ログインする必要がある
シークレットモードは閲覧履歴やCookieが残らない便利な機能ですが、それゆえシークレットモードを使いたい時には毎回ログイン情報を入力しなければなりません。
よくアクセスするWebサイトだと、毎回IDやパスワードなどのログイン情報を入力するのがめんどくさいと思うことがあるかもしれません。しかし、会社や学校など他の人も使用するパソコンであればその手間を惜しまず、都度シークレットモードでアクセスしてログイン情報を入力するようにしましょう。
会社や学校ではシークレットモードを使ったとしても履歴がばれる?
ここまで、シークレットモードのメリットや注意点を紹介してきました。ログイン情報や閲覧履歴、Cookieが残らないためパソコンを他の人と共用で使う時に便利な機能ですが、実はあなたの閲覧履歴がばれてしまう可能性があることはご存知でしょうか。
それは、会社や学校などで中継サーバーを使っている場合に起こり得ます。
ここからは、シークレットモードでの閲覧履歴がばれてしまう状況について詳しく解説していきます。もしも心当たりのある人は、シークレットモードの利用シーンについていま一度考え直す必要があるかもしれません。