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docomoを名乗る「利用停止予告」SMSメッセージは詐欺

詐欺もIT化が進んでいる昨今。SMSでdocomoを名乗る「利用停止予告」のメッセージを受け取ったことはないでしょうか。そういったものを受け取っても慌ててはいけません。もし、中のリンクをクリックしても冷静に対処すれば大丈夫だということを説明します。

SMS『【利用停止予告】NTTドコモ未払い料金お支払いのお願い。』は偽物

docomoのみならず、さまざまなフィッシング詐欺が横行しています。
docomoから「利用停止予告」と書かれたメッセージを受け取ったら慌ててしまいますが、一旦冷静になって考えてみましょう。
「利用停止予告」や「未払い」「支払い」などに関してSMSでメールが来ることが多くなっていますが、それは大体が詐欺なので信用しないのが1番です。とはいってもdocomoを名乗っているし「利用停止予告」と書いてあると不安になります。
大体が短い文面で送られてきますが、実際にはいきなり「利用停止予告」がくることはないのです。

電子マネーによる支払いを要求する詐欺が増加傾向

docomoを装った「利用停止予告」などのSMSはなんと2022年4月現在で67件(実際に報告された事例)にも及んでおり、さまざまな文言でユーザーを不安にさせています。
docomoだけでなく、au、Softbankでも同じように「利用停止予告」のSMSが送られており、これらはフィッシング詐欺の1部です。
フィッシング詐欺とは企業からのメールに見せかけ、料金などの支払いを要求するものです。
さらにこのような詐欺には電子マネーで振り込むようにと記載されているものが多いのでdocomoから「利用停止予告」が来たからといって焦って電子マネーで支払いをしないようにしましょう。

ドコモからも公式に「詐欺情報」として告知

画像:https://www.nttdocomo.co.jp/

実際にdocomoの公式サイトを見てみると「利用停止予告」や「料金未払い」といった文言で不安を煽るフィッシング詐欺が多くなっているという告知が出ています。
フィッシングの実例|お知らせ|NTTdocomo
そういった不安を煽るようなSMSが来た場合にはフィッシング詐欺を疑ったほうがいいでしょう。
最近のdocomoのフィッシング詐欺の内容は「利用停止予告」ですが、そのほかにも荷物の不在通知、身に覚えのない料金未払いの内容なども多くあるようです。

新たに『【利用停止予告】未払い料金お支払いのお願い。』とした内容も

1番新しいdocomoを装った詐欺メールは「利用停止予告」のあとに未払い料金があるので支払いを要求するというSMSメッセージです。
それまでも同じような文言でフィッシング詐欺のSMSメッセージの実例がありますが、いきなり「利用停止予告」の文字が飛び込んできたら、やはりドキッとしてしまいます。
2022年以前はNTT docomoとされていたのが、docomoだけの表記でフィッシング詐欺が行われています。
SMSだけでなく迷惑メールも送られているようなので、日頃から迷惑メールが来ないようにフィルターをかけるなどしておきましょう。

本来は督促状で催告されるdocomoの未払金

もし、本当に未払いがある場合にはSMSではなく督促状がきます。したがって、docomoはSMSで支払いを要求したり「利用停止予告」はしないのです。
料金の支払いがされていない場合、docomoから督促状が来るタイミングはおおよそですが1〜2週間程度です。
そして内容としては請求金額、支払いの確認ができない、支払期日などが記載されています。
ですからdocomoからSMSで「利用停止予告」のメッセージが来たときには、慌てずに本物であるか否かを調べてみましょう。
docomoの公式サイトにSMSの場合に送られてくる送信元表示名や、リンクがある場合のURLが記載されているので、そちらを確認してください。
お知らせ|NTT docomo

更には出回る「ドコモ未払い料金」の文面のSNS

2021年まではNTTを名乗るメッセージがあったようですが、2022年になってdocomoを装うことが多くなっているようです。
そのように発信者を変えただけで多くの人にフィッシング詐欺を行おうとしているので、注意しなくてはなりません。
「利用停止予告」だけでなく、アカウントが悪用されている危険性があるなどと、あの手この手で料金を払わせようとしているのです。

高割引で販売される電子マネー、課金代行には関わらないこと

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