また、アキネーターの仕組み上「Limule」というプログラムを利用していることがわかっています。
「Limule」は運営会社が開発しているプログラムになっており、毎日データベースに情報が追加される仕組みになっています。
アキネーターで該当しなかったものについて回答者が補足をしていく仕組みになっていますので、どんどんAIが賢くなっていきます。
学習を続けることでAIは賢くなっていきますが、その仕組みは100%公開されていないのです。
どのような仕組みなのかは開発者以外、知ることができません。
目次
【アキネーターの仕組み】ベイズ統計を使っているのではと分析している人もいる
ただ、アキネーターの仕組みを何とかして暴こうという猛者たちによって、1つの仮説がたてられました。
それが「ベイズ統計を使っているのではないか」ということです。
ベイズ統計とは、条件付確率に関する定理のことでベイズ統計学という名前で学問が設立されるほど。
未観測要素をいくつか含んでいたとしてもベイズ統計を使うことができますので、アキネーターにもそれが採用されているのではないかと言われています。
アキネーターの仕組み上、どんどん質問をしていき条件を絞り込んでいくところがベイズ統計に似ているとのこと。
ベイズ統計には、ベイズの定理という法則もありそれらを使うことでアキネーターが実現しているといわれています。
ただ、AIも交じっているのでどのような仕組みでアキネーターが作動しているのかはまだ謎に包まれたままです。
アキネーターの仕組みを活かした意外なプレイ方法とは
さて、様々なプログラマーがアキネーターの仕組みを理解しようとしています。
しかし開発者が「こういう仕組みです!」と情報を開示しない限り、アキネーターがどんな仕組みで動いているのかがわかりません。
わからない以上、追及することはできませんがその仕組みを活かしたプレイ方法がいくつかありますのでご紹介します。
【アキネーターの意外なプレイ方法】思い出せないキャラの名前を教えてもらう
アキネーターは答えがわかっているところから、逆算していきズバリ言い当てるというゲームです。
ただ、答えが曖昧な状態で特徴やキーワードだけわかっている場合でもアキネーターを使うことが可能です。
質問に答えていき、最終的にアキネーターが「〇〇です!」と答えてくれるので、思い出せないキャラの名前を思い出すときなどに使えます。
例えば、ピカチュウが思い出せないときには
- ポケモン
- 黄色
- 可愛い
などの質問から導き出すことができますので、思い出すためのツールとしてアキネーターを使うことも可能です。
【アキネーターの意外なプレイ方法】自分の好きなタイプの人物を探す
質問内容には、あなたの好みが反映されることもあります。
例えば、「黒髪ですか?」などの質問に対してあなたが金髪が好きなら「いいえ」と回答していきます。
また、「スタイルはいいですか?」という質問に対して「はい」と答えれば金髪でスタイルのいい人物がアキネーター上に表示されることになります。
こうやって自分の好きなタイプの人物を探し出すことも可能です。
まとめ
今回はアキネーターの仕組みについて解説していきました。
アキネーターは思い浮かべた人物などを当てられてしまうゲームとなっており、プレイは無料ですので誰でもプレイすることができます。
ただ、プレイをしているユーザーが「どういう仕組みなのか」と首をかしげるほど正答率が高いことでも知られています。
まだアキネーターは謎多きゲームですが、プレイすることによりその回答精度が上がっていくことだけがわかっています。
まだまだアキネーターの回答精度は上がり続けます。