TwitterBlue(認証バッジ)はそれまで有名人などにしかついていなかったものですが、今はサブスクリプションになっており、課金すれば誰でもTwitterBlueをつけることができます。つけることのメリットなどを調査しましたので紹介していきましょう。
目次
TwitterBlueは新規のプレミアムサブスクリプションサービス
TwitterBlue(認証バッジ)はTwitterにおける新規のサブスクリプションサービスです。TwitterBlue(認証バッジ)は本来は著名人、公的機関のアカウントに対してつけられたものですが、今ではその差があまりなくなっています。
どのようなものかを詳しく説明していきましょう。
課金制の追加サービス
TwitterBlue(認証バッジ)は課金制のサービスです。
ウェブで申し込んだ場合は980円、iPhoneやAndroidのアプリで申し込むと1,380円です。
なぜ、アプリで申し込んだほうが高いのかというとApp StoreやGoogle Playにおける手数料のせいです。したがって、申し込む予定のある人はウェブから申し込むといいでしょう。
自分でツイートする場合のメリット
TwitterBlue(認証バッジ)をつけた場合、自分がツイートすることに関しては以下の5つのメリットがあります。
「TwitterBlue」のメリット①自分のツイートが優先される
「TwitterBlue」のメリット②ツイートを編集できる
「TwitterBlue」のメリット③解像度の高い動画を投稿できる
「TwitterBlue」のメリット④長時間の動画投稿が可能
「TwitterBlue」のメリット⑤送信中にツイートの取り消しを選択できる
有料にすることのメリットはどのくらいあるのでしょうか。
自分のツイートが一番上に優先表示
TwitterBlue(認証バッジ)のメリットの1つ目は、自分がしたツイートが優先的に表示されるということです。Twitterを頻繁に利用する、多くの人に読んでほしい著名人、企業向けではないでしょうか。
課金すれば多くの人がTwitterBlue(認証バッジ)をつけることができるのですから、必ずしも自分が最優先とはならないのでは。
ただ、TwitterBlue(認証バッジ)がついていない人よりは、多くの人にツイートが表示されるということです。
後でツイートを編集できる
インスタグラムは投稿した後も編集ができましたが、Twitterではツイートをしてしまうと編集することができませんでした。
ですから、誤字脱字などがあった場合には、次のツイートで訂正する、もしくは削除することくらいしかできませんでしたが、TwitterBlue(認証バッジ)がある場合はツイートを編集できるのです。
しかし、30分以内であれば5回までという条件つきです。ツイートを見返してみて編集できるのはうれしい機能ですね。
解像度の高い動画を投稿
TwitterBlue(認証バッジ)のメリットの3つ目はフルHDの動画を投稿することができることです。
初期設定のままだと{Wi-Fi接続時のみ}となります。それを後でモバイル通信に変更することもできますが、そうなると通信料金の消費がすごいことになるので、通信料金をかけたくない場合はWi-Fi接続のときに投稿するようにしましょう。
動画(長時間)を投稿できる
また、動画関連のメリットで言うと、長い時間の動画を投稿できます。しかし、ウェブ版とアプリ版で時間が違っており、ウェブ版では60分、スマホなどで投稿する場合は10分となっています。
長い動画を投稿したいときにはウェブ版からするのをおすすめします。
送信中にツイート取り消しが選択できる
さきほどのツイートの編集と似ていますが、ツイートをして送信するまでの間に投稿するかしないかを選択することができます。
選択できる時間は5秒から60秒までと決まっていますが、60秒であればかなり考える時間が与えられますね。
このツイートを送信していいかを60秒の間に決め、取り消しすることもできます。
他の人のツイートを見る際のメリット
TwitterBlue(認証バッジ)は有料なだけに、自分のツイートのメリットだけでなく人のツイートに関してもメリットがあります。
それが以下の4つになります。
「TwitterBlue」のメリット①話題の記事を見ることができる
「TwitterBlue」のメリット②広告数が半分に
「TwitterBlue」のメリット③ブックマークをフォルダに分けられる
「TwitterBlue」のメリット④文字サイズを選択できる
「話題になっている記事」を見ることができる
「話題になっている記事」とは自分がフォローしている人たちが共有しているツイートのことです。
フォローしている人や、フォローしている人がフォローしている人の記事などを優先的に見ることができます。しかし、「話題になっている記事」はタイムラインでそのように表示されているわけではなく、機能面で「話題の記事」を選択することで見ることができます。
広告の数が半分になる
課金してTwitterをする人にとって広告の数が半分になるというのはかなりのメリットでは。
Twitterをしていて当たり前のように広告が表示され、さらにその数がかなりあるというのはストレスです。
しかし、課金をすればそれが半分になるのですから意味があります。
ブックマークをフォルダで分けられる
Twitterでブックマークはすべての人ができる機能ですが、有料会員になるとそのブックマークをフォルダで分けることができます。
好きな記事などをジャンルごとに分けることができれば、あのツイートをもう1度見たいと思ったときに時間をかけずに探すことができるでしょう。地味ですが使える機能です。
文字のサイズを選べる
TwitterBlue(認証バッジ)をつけている人は、リーダー機能を利用することができます。
文字サイズを大・中・小から選択することができるのです。
Twitterをウェブで利用する人は文字の大きさを変えることができますが、スマホ版などのアプリで見る場合には文字サイズが固定されているので、見にくいと感じている人にとってはメリットといえるでしょう。
見た目やデザインに関するメリット
有料会員の場合、ツイート以外のところでもメリットがあります。
Twitterのデザインや機能に関してのメリットは以下の6つです。
「TwitterBlue」のメリット①TwitterBlue(認証バッジ)
「TwitterBlue」のメリット②Twitterのテーマカラーを変えられる
「TwitterBlue」のメリット③ナビゲーションのカスタム
「TwitterBlue」のメリット④Twitterのアイコンの色
「TwitterBlue」のメリット⑤新機能をいち早く使える
「TwitterBlue」のメリット⑥プロフィールにNFT画像を使用できる
詳しく説明していきましょう。
TwitterBlue(認証バッジ)
1番のメリットともいえるTwitterBlue(認証バッジ)。これがあるとないのでは印象が大分違います。
ただ、これまでは著名人、企業しか使えなかったのが、課金することで一般の人も使用できるということで重みという点では変わってきます。
メリットはメリットですが、TwitterBlue(認証バッジ)があるといって注目されるわけではないでしょう。
しかし、今後、認証バッジの色は変わる予定であり、著名人、公的機関、一般人と見分けられることになるでしょう。
Twitterの色を変えられる
デザイン的なメリットとしてTwitterのテーマカラーを自由に変えることができます。全体的にブルーの印象のTwitterですが、それが青だけでなく、赤色、黄色、紫々、オレンジ色、緑色の5色から選ぶことができるのです。
この変更は他の人にそう見えるわけではなく、自分が見たときだけの変更だけになります。
ナビゲーションをカスタムできる
スマホのTwitterアプリだけになりますが、今現在は起動するとホームボタン、検索などナビゲーションバーに並んでいますが、カスタムすることにより5つから最大6つを並べることができます。
並べられるナビゲーションはほかに「コミュニティ」「リスト」「話題の記事」などがあるため、自分が頻繁に使用するナビゲーションにカスタムすることができるのもポイントです。
Twitterのアイコンの色を変えられる
Twitterのアプリアイコンは青に統一されていますが、TwitterBlue(認証バッジ)の人はアイコンの色を変えることができます。単色のアイコンが7つ、柄が1つあります。
アイコンの色が変わることで違うアプリのように感じられますし、自分の好きな色に変えられるのがうれしいですね。
新機能が出た場合いち早く使える
Twitterでは毎年新機能が出ています。2022年の新機能の目立ったものは、TwitterBlue(認証バッジ)、140以上の文字をツイートできる「Twitter Notes」でした。
これからも多くの新機能が出るでしょう。
そうしたとき、有料会員であればそれらの新機能をほかの人よりも早く使用できます。
プロフィール画像にNFTを使える
NFTとはコピーができないようになっているデジタル作品です。そういう特性を持っているNFT画像をプロフィールに使用することで、唯一無二のプロフィール画像を作ることができます。
NFT画像の中にはGIF画像のような動くものもあるので、さらに希少性があります。
ほかの人と同じようなアイコンでは嫌だという人にとってはぴったりのメリットです。
審査が必要なTwitter Blueの審査条件
さまざまなTwitterBlue(認証バッジ)のメリットを紹介してきましたが、課金すればつけられるというものではなく、審査があります。
資格がないと判断された場合にはTwitterBlue(認証バッジ)をつけることができません。
どのような基準があるのかを説明していきます。
①アクティブでなければならない。対象のアカウントは30日の間アクティブであることが条件。
②情報に漏れがあってはいけない。アカウント名、表示名、プロフィール画像が設定されていなければならない。
③セキュリティがしっかりしていること。電話番号で登録されていること、アカウントを作成して90日経っていなければならない。
④個人情報を盗んだり、個人情報を騙して提供させようとする欺瞞的行為に加担していないこと。
「欺瞞的行為に加担していないこと」には3つの詳細があります。
1:アカウント名、表示名、プロフィールの画像などを最近変更していないこと
2:対象のアカウントはスパム行為、プラットフォーム操作を行っている兆候がないこと
3:対象にアカウントは虚偽情報の流布、誤解を招く情報の流布を行っている兆候がないこと
なお、詳しい審査の要件に関してはTwitterの公式ページをご覧ください。
TwitterBlue(認証バッジ)が剥奪されることも
TwitterBlue(認証バッジ)を得る要件は特に厳しいものではありませんが、要件に基づきTwitterBlue(認証バッジ)を得ても、剥奪されてしまうことがあります。
予告なく剥奪されてしまうこともあるため、そうならないように注意が必要です。
では、どうなると剥奪されてしまうのでしょうか。
プロフィール画像、アカウント名などをむやみに変更する
TwitterBlue(認証バッジ)は、アカウント名や表示名、プロフィール画像などが変更された場合、剥奪されてしまう可能性があります。
そして剥奪されてしまうと、再度審査が行われます。この間にアカウント名の変更を行ってはいけません。
再審査の結果、大丈夫な場合はTwitterBlue(認証バッジ)を受けることができます。
違反行為が繰り返されたとき
TwitterにはTwitterルール(公式)というものがあります。詳しくは公式サイトを参照してほしいのですが、そのルールを違反したとき、TwitterBlue(認証バッジ)が剥奪されてしまいます。
当たり前のことをしていれば大丈夫ですが、ルールが多岐にわたっているので、1度確認しておくことが必要です。
まとめ
TwitterBlue(認証バッジ)のメリットについて紹介してきました。課金制でもらえるものですが、それが剥奪されないように注意しましょう。