LINEのトークで「メンバーがいません」という状態になってしまうと、トーク相手が誰であったかもわからくなり不便ですし、関係を継続したいと考えることもあるでしょう。
「メンバーがいません」という状態になった場合、復元できるかどうか、復元するための方法は、その原因によって異なります。以下で原因別に詳しく説明します。
目次
【1対1トークルーム】復元は不可能
1対1トークで「メンバーがいません」と表示されるのは、説明したように、相手がアカウントを削除したLINEから退出(辞める)した場合でした。
この場合は、復元したいと思っても、LINE上に相手がいないわけですから、復元することはできません。
退会した相手が新たにアカウントを作った場合は、新たな1対1トークを行なうことになり復元されるわけではありません。
【グループトークルーム】再度グループに入会すれば復元される
LINEのグループトークから強制退去させられた場合は、グループメンバーから再度招待してもらうことで復元され、グループトーク名が復活し、これまでのトークも見ることができるようになります。
ただし、復元しても、退去していた期間に他のメンバー間で行なわれていたトークを見ることはできません。
再招待してもらっって復元できた場合は、前回の退去の理由を確認するなどして、再度退去させられることのないように留意するとよいでしょう。
【複数人トークルーム】再度友だちが入会すれば復元される
LINEの複数人トークルームから自分以外のメンバーが退去した場合は、再度、友だちを招待すれば復元され、トーク名にメンバー名と人数が表示されます。
なお、メンバーを再度招待するにあたっては、前回トークから抜けた理由を勘案するなどして、再度退会されることのないように留意するとよいでしょう。
身に覚えのない「メンバーがいません」は悪質なスパムの可能性も
トーク画面に、突然「メンバーがいません」と表示されているトークが現れていたりなど、身に覚えのない「メンバーがいません」というトークがある場合は、スパムの可能性もあります。
手口としては、「友人のふりをしてトークを送りつけ、悪意のあるWEBサイトに誘導する」というものがあります。
- 身に覚えのない「メンバーがいません」というトークができている
- URL付きのメッセージを受信している。
- 「Unknownga退出しました」というメッセージが表示されている。
このメッセージを見て、つい、URLをクリックしてしまうと、詐欺などのサイトに誘導されてしまうこともありますので、URLには触れないことです。
スパムにはさまざまな手口があります。以下の例は、LINEで「退出しました」と出ているのに名前が残っているというケースの報告です。詳しくは以下の記事を参照してください。
LINEで「退出しました」と出ているのに”名前はある”現象を解説
こうしたスパムの被害に会わないうちに、スパム対策を行なうのが安全です。以下に対策を説明します。
【対策①】「友だちへの追加を許可」をオフに設定
「友だちへの追加を許可」をオンにしていると、電話番号を知っている人は自動であなたを友だち追加できます。
スパムが疑われるトークでは、知らぬ間に取得された自分の電話番号を使って友だち追加し、説明したようなメッセージを勝手に送り付けるのです。メッセージを送りつけた直後には退出していますので、相手が誰であるかを自分で調べることができません。
自動で友だち追加されることがないようにするには、「友だちへの追加を許可」をオフにします。こうすることで、相手からの招待をあなたが確認して受け取らない限りは友だちになれないので、メッセージを勝手に送り付けられることがなくなります。
【対策②】「メッセージを受信拒否」をオンに設定
LINEで勝手にトークを送り付けられないようにすることは、スパム対策として有効です。
「メッセージを受信拒否」がオフであると、あなたを友だち登録ができた時点で勝手にメッセージを送りつけることができてしまいます。
「メッセージを受信拒否」をオンに設定することで、あなたが友だち登録をしていない人のメッセージの受信を拒否することができるようになります。
スパム対策や不要な広告メッセージなどを受け取らないためには、「メッセージを受信拒否」をオンに設定することが有効です。