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Threadsに足跡がつく機能はある?相手に通知される行為も解説

1億5000万人のユーザーが利用しているとして最近注目を集めているThreadsは、X(旧Twitter)と同じくテキストベーSNSツールです。本記事では、Threads概要と合わせて、足跡は残るのか、足跡と同様に相手にバレる機能はどんなものかを解説します。

Threads(スレッズ)とは?InstagramやX(Twitter)との違い

Threads(スレッズ)は、Instagramを運営するMeta社が2023年7月にリリースしたテキストベースのSNSツールです。

一見DNAのような帯が動くロゴが特徴で、2024年4月には1億5000万人のユーザーが利用しているとされます。

ここでは、まず、Threadsとはどういう機能を持っていて、InstagramやX(旧Twitter)とはどんなことが異なるのかについて説明していきます。

Threads(スレッズ)はInstagramのチームが開発したSNS

Threads(スレッズ)は、Instagramを運営するMeta社がX(旧Twitter)に対抗して開発・リリースしたテキストベースのSNSツールです。

また、Meta社の製品だけあって、Instagramと親和性が高く、Instagramのアカウント・パスワードを利用できます。

このため、Instagramユーザーの20%近くが、Instagramと連携してThreadsを利用しているとの報告もあるのです。

Instagramと異なり、テキストベースのSNSだけあって、画面構成や機能はX(旧Twitter)とも似通っており、X(旧Twitter)を使ったことのある方なら、あまり違和感を感じることなく、スムーズに使えます。

以下では、InstagramやX(旧Twitter)とはどんなことが異なるのかについて説明していきます。

InstagramとThreadsの違い

Instagramでは、写真や動画など視覚で楽しめる画像ベースのコンテンツのやり取りを基本とするSNSです。

これに対して、Threadsは、最大500文字のテキストの投稿というテキストベースのSNSであり、取り扱うコンテンツの種類の異なるのが大きな違いとなっています。

また、Threadsでは、他ユーザーの投稿の引用やリポストなどユーザー間のコミュニケーションをサポートする機能が充実していますが、Instagramでは画像や動画の投稿を容易にする機能の実装に重点が置かれているのも違いです。

違いがあるとはいえ、開発者が同一であることから、Threadsは、非表示ワード設定・非公開アカウント設定といったInstagramの持つアクセシビリティ機能が同様に実装されています。

X(Twitter)とThreadsの違い

Threads(スレッズ)であれ、X(旧Twitter)であれ、テキスト投稿機能をメインに、リンク・写真・ショート動画が扱えるのは共通しています。

とはいえ、異なる点も多いのです。

まず、X(旧Twitter)は単独のプラットフォームとして運営されているのに対して、ThreadsはInstagramと連携して運営されており、プラットフォームとはInstagramを利用してます。

次に、Threadsでは最大500字のメッセージを投稿できるのに対して、X(旧Twitter)では140文字までと短いメッセージの投稿がメインです。

さらに、画像や動画についていうと、Threadsで投稿可能なのは、画像は10枚・動画は5分以内ですが、X(旧Twitter)では画像は4枚・動画は140秒までに制限されています。

なお、ThreadsとX(旧Twitter)ともに無料で利用できますが、X(旧Twitter)では最大25,000文字のメッセージ投稿が可能なXプレミアムという有料サービスがリリースされています。

Threads(スレッズ)に足跡がつく機能はある?相手に通知される行為

自分の投稿やプロフィールを閲覧した人がわかる機能を一般的には足跡機能といいます。

足跡機能があると、相手に閲覧したことがバレてしまうので、微妙な仲のユーザーのプロフィールや投稿の閲覧には注意が必要です。

では、Threads(スレッズ)では足跡がつく機能が実装されているのでしょうか。

以下では、Threadsにおける足跡機能、どんな場合に相手に閲覧したことがバレルのかを説明していきます。

Threads(スレッズ)に足跡がつく機能はない!

例えば、X(旧Twitter)ではスペース以外では足跡がつくことはありませんでした。

では、Threads(スレッズ)では足跡がつくのでしょうか。

結論から言うと、プロフィールや投稿を閲覧しただけでは足跡は残りません。

ただし、以下のような場合には、相手に通知されるので、閲覧したことがバレることに注意が必要です。

フォローすると相手に通知される

Threads(スレッズ)アカウントをフォローすると、「○○さんにフォローされました」というメッセージが通知されるので、相手にフォローしたことが足跡とはいえないまでもバレます。

また、相手のフォローワーの一覧にアカウント名が登録されるので、フォローワー一覧を参照されれば、フォローしていることがバレるのです。

フォローするには、「フィードからフォロー」「検索してフォロー」の2通りがあります。

いずれも、相手のアカウントを選択することでフォローでき、相手に通知されます。

投稿にいいねすると相手に通知される

閲覧した投稿にいいねを送ると、「○○さんがあなたのスレッドをいいねしました」という旨のメッセージが通知されるので、相手に引用したことが足跡とはいえないまでもバレます。

いいねを送るには、投稿の下部にあるハートマークのクリックでOKです。

なお、いいねをした人は、「投稿のアクティビティ」から知ることができます。

投稿に返信すると相手に通知される

閲覧した投稿に対してコメントを送ることで返信すれば、そのコメントは相手が見ることができるので、返信したことが足跡とはいえないまでもバレます。

返信するには、投稿の下部にある左から2番目の吹き出しマークをクリックし、500字以内メッセージを入力したり写真や画像を添付して投稿すればOKです。

投稿を再投稿すると相手に通知される

閲覧した投稿を再投稿(repost)すると、「○○さんがあなたのスレッドをリポストしました」という旨のメッセージが通知されるので、相手に再投稿したことが足跡とはいえないまでもバレます。

再投稿する手順は以下のとおり。

投稿メッセージの下部にある左から3番目の矢印アイコンクリック→再投稿をクリック→再投稿アイコンにチェックマークが表示される

投稿を引用すると相手に通知される

閲覧した投稿を引用(quote)すると、「○○さんがあなたのスレッドを引用しました」という旨のメッセージが通知されるので、相手に引用したことが足跡とはいえないまでもバレます。

引用する手順は以下のとおり。

投稿メッセージの下部にある左から3番目の矢印アイコンクリック→引用をクリック→再投稿アイコンにチェックマークが表示される

メンションを送ると相手に通知される

メンションすると、相手にはメンションされた旨の通知が届きますので、足跡とはいえないまでもバレます。

メンションするには、メッセージ欄で、@の後に続けてアカウント名を記入します。

メンション文字列が青色に変われば、メンション完了です。

まとめ

ここまで、Instagramのチームが開発したテキストベースのSNSであるThreads(スレッズ)について、以下のこと解説してきました。

  • Threadsの概要
  • ThreadsとX(旧Twitter)・Instagrmの違い
  • Threadsでの足跡の扱いとアクセスしたことがバレる行為

Instagramと連携してThreadsを利用して他のユーザーとのコミュニケーションをとる際の参考に、特に、足跡や足跡とはいえないまでも閲覧したことを知られたくない方は、参考にしてください。