LINEで「暗号化を解除しています」と出てしまう原因と対処法は？

2023年1月12日

まず、LINEアプリを最新バージョンにアップデートします。バージョンが古いことでバックアップしたトーク履歴などが機種変更後の端末で読み込めないなどのトラブルを防ぐためです。

iPhoneであればAppStoreから、AndroidであればPlayストアからLINEのバージョンを確認して古ければアップデートが行えます。

トークルーム内に表示されている写真・動画・ファイルは、トーク履歴をバックアップしてリストアしても、機種変更後に見れなくなる可能性があります。

というのも、トークルーム内のみで共有されている写真・動画・ファイルは一定期間を過ぎるとLINEのサーバーから削除されるため、機種変更後の新しいスマホでは読み込めなくなるからです。

このため、トークルーム内の写真・動画・ファイルは、Keepなどに保存しておくようにしましょう。

機種変更時のLINE引き継ぎでは、電話番号、パスワード、パスワード再設定用のメールアドレスの3つに間違いや設定漏れがないかを確認しておきます。

特に、パスワードは忘れていることも多いので、確認して必要なら再設定しておきましょう。

友だちリスト・アルバム・スタンプなどは、LINEのサーバー上に保管されているため、機種変更しても自動的に引き継げます。しかし、トーク履歴は端末に保存されるため、機種変更前にバックアップして機種変更後にリストアすることが必要です。

トーク履歴のバックアップは、iPhoneであればiCloudに、AndroidであればGoogleドライブを利用します。なお、空き容量が十分にあることを確認の上でバックアップしてください。また、機種変更直前にバックアップを行い、トークのバックアップ漏れがないようにしましょう。

バックアップ方法の詳細は、iPhoneとAndroidで異なりますが、基本的には、設定からトークのバックアップを探して、その場でバックアップを選択することになります。

機種変更前の端末で移行の準備が整ったら、新端末でLINEの設定および各種データの復元を行います。

まず、新端末にLINEアプリをインストールします。iPhoneであればAppStoreから、AndroidであればPlayストアからインストールできます。

LINEでは複数のログイン方法が選択できます。旧端末で利用していたログイン方法と同じ方法を選んでログインします。

ログイン方法としては、基本的には電話番号によるログインが一般的です。なお、Apple ID・Facebookなどと連携している場合は連携しておいてください。

電話番号を入力し、SMSで認証番号を受け取りLINEに入力して電話認証を済ませます。

パスワードの入力を催促されますので、間違えないようにパスワードを入力します。

バックアップしているトーク履歴を新端末に復元にしてこれまでのトーク履歴が新端末でも見れるようにします。

友だち追加設定を行います。友だち追加設定をオンにするとスマホの連絡帳に登録している電話番号が自動的にLINEの友だちとして追加されます。

旧端末での友だちリストをそのまま使いたい場合は、友だち追加設定をオフにして自動追加されないようにしておくのが無難です。

LINE IDや電話番号での友だち検索や友だち追加などでは、青少年ほどの観点から、スマホ申し込み時に登録した年令を使って年齢確認が行われます。

LINE IDや電話番号、QRコード・招待リンクを使えば、目の前にいない人を友だちに追加することができますが、追加する側も追加される側も18歳以上であることを求めるものです。

旧端末で使っていたスタンプ・絵文字・着せ替えを新端末で使いたい場合は、新端末でスタンプ・絵文字・着せ替えを再度ダウンロードすることが必要です。

設定メニューから、スタンプ→マイスタンプ、着せかえ→着せかえと操作することで再ダウンロードできます。

LINEでは各種の通知設定を行うことができますが、旧端末で設定した内容は自動で引き継ぎの対象外です。新端末で手動で設定し直す必要があります。

まとめ

LINEで「暗号化を解除しています…」や「復号化して…」が表示されてメッセージが見れないことの原因や対処法を説明してきました。機種変更時のトークメッセージなどを見ようとした場合などに発生します。こうした現象が起きないようなLINEの引き継ぎ方法も説明してきました。参考にしてください。