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LINEのトーク履歴が復元できない？バックアップが消えた時の対処法

スマホの機種変更をしたときに必要になるのが、LINEの引き継ぎ。特に旧端末でのトーク履歴を新端末へと引き継ぐには「履歴の復元」が必要です。

この記事ではLINEのトーク履歴を復元する方法や、できないときの対処法などについて解説します。

また、どうしても復元できない場合の外部サービスの紹介もしています。

LINEのトーク履歴とは

LINEの「トーク履歴」とは、LINEで送受信した「過去メッセージのデータ」のことです。

トーク履歴は、個々のトークルームごとに保存されます。LINEアプリをアンインストールしたり、機種変更したときにも、トーク履歴を復元することができます。

引き継ぎできるのは、メッセージ履歴（テキスト）のみです。写真や動画などのデータは引き継ぎできません。

機種変更時にトーク履歴を引き継げる

トーク履歴などLINEの各種データは引き継ぎが可能です。

LINEをアンインストールしたり、機種変更してスマホが変わったときにも、過去のトークデータは残ります。

新しい端末に旧スマホのトーク履歴を引き継ぐときに、トーク履歴のデータを復元することも可能です。

トーク履歴の復元には「バックアップ」が必要

新しい端末に、旧端末で送受信したトーク履歴を復元するには「トーク履歴のバックアップ」が必要です。

バックアップがないと、新しいスマホにトーク履歴を引き継ぐことはできません。

バックアップは設定から、自動的に保存しておくことも可能です。機種変更時には「PINコード」と呼ばれる、6桁のパスコードと共にまとめてバックアップすることもできます。

トーク履歴のバックアップ方法

iPhoneでLINEのバックアップをする手順を紹介します。

まず、設定アプリから「iCloudドライブ」をオンにした上で、以下の手順で行なってください。

  1. LINEアプリを開く
  2. ホーム画面右上の設定アイコン（歯車マーク）をタップ
  3. 「トークのバックアップ」
  4. 「PINコードを作成して今すぐバックアップ」をタップ

この作業でトーク履歴のバックアップは完了です。

バックアップデータが保存されている場所

トーク履歴のバックアップデータは、クラウド上のドライブに保存されます。

保存されている場所は、iPhoneは「iCloudドライブ」、AndroidではGoogleドライブです。

ただし、バックアップデータは具体的なファイル名で保存されているわけではありません。

正しくバックアップされているかどうかは、LINE→設定→トークのバックアップ→「前回のバックアップ」の日時で確認することができます。

LINEのトーク履歴が復元できない原因と対処法

LINEのトーク履歴が復元できないときには、いくつかの原因が考えられます。

よくあるのは、iCloudドライブがオンになっていないことが原因です。

また、異なるOS（iPhoneとAndroid）間での履歴は復元できません。

それ以外の復元できない原因と対処法について、以下に紹介します。

【原因と対処方法】スマホのOSのバーションが古い

まずはスマホのOSのバーションが古いことが考えられます。

新端末と旧端末のOSのバージョンが異なっていることが多いです。

LINEアプリのバージョンが古い場合も考えられますね。

そうなるとバックアップしたトーク履歴を復元できないエラーが発生することが多いです。

スマホのOSを最新バージョンにアップデートする

対処方法としてはスマホのOSを最新バージョンにアップデートすることです。

OSバージョンによるエラーについては旧スマホよりも古いOSを搭載しているものへのアップデートで解決します。

iOS版LINEはいったん削除しアップデート後のLINEを再インストールしましょう。

こういったバージョンのリリースを待つ方法もあります。

【原因と対処方法】iCloud Driveがオンになっていない

次はiCloud Driveがオンになっていないことです。

iCloud Driveがオンになっていないとトーク履歴を復元できないことになってしまいます。

このようなエラーが表示されます。

iCloud Driveをオンに切り替える

対処法としてはiCloud Driveをオンに切り替えることです。

切り替え方はiPhoneの「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」。

下にスクロールすると「iCloud Drive」があるのでスイッチをオンにしましょう。

これでOKです。

【原因と対処方法】iOS↔︎Android間では引き継げない

異なるOS間でのLINEの移行では、トーク履歴とコイン残高の引き継ぎができません。

iPhoneからAndroid（AndroidからiPhone）へ機種変更すると、トーク履歴の引き継ぎができないのです。コイン残高も同様です。

友達リストなどの基本的なアカウントデータは引き継がれますが、バックアップファイルとしてのトーク履歴は引き継ぎできません。そのため、どうしても保存しておきたい履歴などは、別の方法でバックアップする必要があります。

テキストで保存する

対処方法としてはまずテキストで保存することです。

テキストで保存する方法は目的のトークルームの右上にあるメニューボタンをタップ。

展開されたメニュー画面から「その他」→「トーク履歴を送信」。

これで共有メニューが表示されれば送信先を指定して完了です。

Keepに保存しておけばいつでもLINE上で見返すことができるようになりますよ。

スクリーンショットで保存する

次の対処方法はスクリーンショットで保存することです。

これは単純でトーク画面をスクリーンショットして保存しておきましょう。

【原因と対処方法】異なるアカウントIDでログインしている

次は異なるアカウントIDでログインしていることです。

バックアップ時と異なるアカウントにログインした状態でトーク履歴を復元しようとしても復元できないんです。

Android→iPhoneへなどは無理なんです。

バックアップを取ったIDでログインし直す

対処方法としてはバックアップを取ったIDでログインし直すことです。

バックアップを取ったIDでログインし直す方法は「設定」から現在のApple IDからログアウトしましょう。

そしてトーク履歴をバックアップしたときと同じApple IDでサインインしなおしましょう。

その後LINEアプリを再度インストールして最初から引継ぎ作業を再開させましょう。

そして「トーク履歴を復元」でOK。

これでトーク履歴を復元することができます。

【原因と対処方法】トーク履歴バックアップの取り忘れ

次はトーク履歴バックアップの取り忘れです。

トーク履歴バックアップの取り忘れは結構あることなので注意しましょう。

バックアップを取っていないと復元できないので要注意。

必ずバックアップは取っておきましょう。

前のスマホでバックアップを取得する

対処方法としては前のスマホでバックアップを取得することです。

まずはホームタブの設定ボタンから「トーク」→「トーク履歴のバックアップ・復元」。

これでバックアップを取得しましょう。

最後に「復元する」でOKです。

【原因と対処方法】引き継ぎのタイミングで復元しなかった

次は引き継ぎのタイミングで復元しなかったことがあります。

iOS版LINEで復元できるのは引継ぎ途中の「トーク履歴を復元」の画面が表示された時だけです。

アンインストールして引き継ぎ作業をもう一度やる

対処方法はアンインストールして引き継ぎ作業をもう一度やることです。

タイミングを逃して復元できない場合は、LINEアプリを入れなおし引継ぎ作業を再開させましょう。

【原因と対処方法】Letter Sealing機能が影響している

次はLetter Sealing機能が影響していることです。

Letter Sealing機能が影響し「複合されています」とメッセージが出る場合があります。

結構特殊なエラーですね。

この場合は有効にしたり無効にしたり切り替えることが重要です。

トーク履歴のバックアップから復元できない状態とは？

ではトーク履歴のバックアップから復元できない状態について見ていきます。

①同じ電話番号で新規アカウントを作成した

まずトーク履歴のバックアップから復元できない状態は同じ電話番号で新規アカウントを作成したことです。

アカウントを引き継がずに同じ電話番号で新しいアカウントを制作すると今までのアカウントのデータが初期化されます。

なので電話番号は変えるようにしましょう。

②LINEでパスワードを登録していない

次のトーク履歴のバックアップから復元できない状態はLINEでパスワードを登録していないことです。

LINEでパスワードを登録していない場合はホームタブから「アカウントの引継ぎ」をスイッチオン。

これでパスワードを設定しましょう。

③異なる電話番号を使用している

次のトーク履歴のバックアップから復元できない状態は異なる電話番号を使用していることです。

異なる電話番号を使用していると当然ですが違うアカウントと紐づけされてしまいます。

なのでバックアップから復元できない状態になってしまいます。

④電話番号なしの端末への機種変更

次のトーク履歴のバックアップから復元できない状態は電話番号なしの端末への機種変更です。

電話番号なしの端末への機種変更していると基本的に復元できないんです。

Facebook連携などをしてから電話番号なしの端末への機種変更するようにしましょう。

LINEのトーク履歴をバックアップなしで復元する方法

LINEのトーク履歴が失われてしまったとき、バックアップがなければ復元はできないのかというと、実は方法があります。

それは「データ復元サービス」を使うことです。データ復元サービスとは、削除してしまったファイルやアクセスできなくなってしまったデータを復元させるサービスです。

「PhoneRescue」や「UltData LINE Recovery」などのサービスがあります。ただし、これらの多くは有料サービスです。どうしても復元したいデータがあるときは検討してみましょう。

【Android】バックアップなしで復元する方法

まずは【Android】バックアップなしで復元する方法です。

【Android】バックアップなしで復元する方法は「Phone Rescue for Android」を使います。

Phone Rescue for Androidを使えばAndroid端末のLINEトーク履歴を復元させることができます。

【iPhone】バックアップなしで復元する方法

では【iPhone】バックアップなしで復元する方法を見ていきます。

iPhoneの場合は「Phone Rescue for iOS」です。

「Phone Rescue for iOS」を使えばiPhoneのLINEバックアップから履歴を復元できます。

まとめ

LINEのトーク履歴が復元できないのは、iCloud（Googleドライブ）を有効にしてから、旧端末からデータをバックアップをしましょう。

また、異なるOS間で機種変更をした場合には、トーク履歴の引き継ぎはできません。

LINEで復元できない場合には、有料のデータ復元サービスもあります。

データ消失を避けるために、自動バックアップ機能をオンにしておきましょう。