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本当に安全?話題の暗号化メッセンジャーアプリSignalの危険性

Signalは動画や画像の送信も可能です。カメラアプリを使用して録画した動画や写真をメッセージの添付ファイルとして送信できます。

なお、Signalで送信できる動画のサイズには制限があり、最大300KBまでと制限されています。このサイズを超える動画や画像を送信するには、データ圧縮により300KB以下に圧縮することが必要です。

履歴にも残らない「1度のみの表示」

メッセンジャーアプリで動画や画像のやり取りを行った場合、通常であればメッセージコンテンツは保存され、履歴を検索するなどにより再表示することが可能です。

Signalでは、「1度のみの表示」機能を利用することで履歴にも残さないようにできます。すなわち、指定した時間内の動画や画像の表示を完了するとメッセージコンテンツは消えてしまい残らないのです。このことから、消えるメッセージとも呼ばれており、動画や画像が流出する危険性を減らせます。

高セキュリティゆえのSignalアプリの危険性とデメリット

Signalアプリの特徴である高セキュリティ性が、逆に招くかもしれない危険性やデメリットについて詳しく説明します。

状況別に解説していきますので、どんな危険性があるか確認していきましょう。

連絡先アクセスを許可しなくても通知される

相手の連絡先に自分の電話番号が登録されている場合は、Signalで連絡先へのアクセスを許可しなかった場合でも通知されてしまうという危険性があります。

 デバイスを買い替えたときに手動で移す必要性

Siganalは、スマホといったデバイスにデータを残すアプリの構造となっています。このため、スマホの機種変更や買い替えなどでデバイスを切り替える際は、データの移行が必要となります。

LINEやSkypeなどのメッセンジャーアプリではデータの移行は自動で行え、自力でデータ移行を行う必要はありません。

しかし、Singalでは自力でデータを移行する必要があり、かなりの手間を要するのがデメリットです。また、重要なデータを失う危険性もあります。

デモや抗議活動のやり取りのツール

Signalは情報がグループ以外に漏れる可能性が低いという特徴を持つことから、デモや抗議活動などを行う団体の連絡用アプリとして採用されていることも多いのです。

Signalは情報ん秘匿性が高く、仮に裁判や警察の関与がある場合でもSignalのデータがこれらの機関に漏れることは少ないからです。

こうした団体からの招待状を安易に承認することは、意図しない政治活動などに巻き込まれるという危険性があります。

法的なトラブル時に相手の個人情報を取得できない可能性

Signalでビジネス上のやり取りをしていてトラブルが生じた場合、Signalからは相手の個人情報を取得できない可能性があります。

基本的にアカウントからわかるのは電話番号のみで、Signal運営側もそれ以上の情報は保有していません。そのため、電話番号と本人のデータがリンクしていなければ、本人特定も難しくなります。

相手のことがわからないのでは、民事や刑事の裁判を起こそうにも起こせません。無用な個人情報の漏洩は防ぎたいところですが、ビジネスなどに必要な個人情報は開示できる環境を整えておいて、ビジネス上のトラブルに巻き込まれるという危険性を減らしておく必要があります。

Signalアプリで危険を回避するための方法

Signalはセキュリティが高く、メッセージや写真・画像のやり取りには便利ですが、使い方によっては危険性を伴うこともあります。ここでは、Signalを使う際に危険性を回避するための方法を紹介します。

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