メールアプリには、受信したメールを自動的に転送する機能があります。万一の場合に備えて、記録や証拠として、別グループなどでやり取りしたLINEのトークを自分のLINEへ自動で転送できれば便利ですよね。上記で説明したLINEの転送では、自動転送は可能なのでしょうか。
結論から言うと、LINEのスマホ版はトークの自動転送はできない仕様となっているのです。
面倒ですが、必要な場合は、上記で説明した方法を使って、手動でトークの転送を行ってみてください。なお、ほかのアプリへの転送も同様に自動ではできません。
ガラケー版であれば自動転送が可能なのです。機種変更の際には、スマホ版では自動転送ができないことに注意してください。
LINEのトークを転送したことは相手にばれない
LINE上のトークは、上記で説明したように、ほかのトークルームやアプリに転送することができます。
しかし、他人のトークを転送した場合、トークを発信した相手にばれてしまうのではと不安になりませんか?
結論からいうと、転送してもトーク元のユーザーには通知などはありませんので、転送したことはばれないのです。その点は安心できます。
とはいえ、トークをグループや友だちに転送した場合、当然のことながら、送り先のトークルームに転送したトークが残ってしまいます。このため、トーク元のユーザーがこれを見ることで、転送したことがばれる恐れがあります。
人によっては、自分のトークが転送されるのを嫌がる場合も考えられます。トラブルを避けるためにも、転送する旨を事前に伝えておいた方が無難でしょう。
LINEで転送ができないトーク内容や機能
上記では、LINEのトークや画像などを転送するための手順を説明しました。しかし、トーク内容のすべてが転送可能というわけではありません。
スタンプやノートなどLINEに特有のアイテムは転送することができません。以下では、そんなアイテムが転送ができないかを説明します。
①スタンプ
トークに付けたスタンプは、別トークルームとかアプリへは転送不可です。
とはいえ、スタンプを他のトークルームで使うには、単にスタンプを押せばよいので、転送するほどの手間ではありません。したがって、転送できないことをデメリットと考えるほどでもないでしょう。
②ノート
LINEにはノート機能があり、ノートには写真や動画、URLや位置情報、スタンプなどを送ることができます。トークルーム内のメモやクリップボードとして使えて便利です。
しかし、この逆、すなわち、ノートの内容を任意のトークルームへ転送することはできません。
転送したい内容をノートから取り出していったんスマホに保存するか、ノートの内容をコピペでトークに貼り付けるなどの操作を行う必要があります。
③保存期間の過ぎた画像や動画
LINEのトークルームに送った画像や動画には保存期間が設定されています。
トークルーム内の画像や動画は、この保存期間内であれば転送可能ですが、保存期間を過ぎてしまうと転送不可となります。
LINEでの保存期間は公式には明示されておらず、以前は2週間程度とも言われていましたが、確実とは言えません。あまり古いものは転送できないと考えておきましょう。
まとめ
ここまで、LINEでのトークの転送について説明してきました。LINEの転送機能を利用することで、都度コピペをしたりといった面倒な手間を省くことができて便利です。複数の友だちと画像やメッセージを共有するのにも手間いらずで活用できます。
一方、トーク内容には転送できないアイテムもあります。また、転送を利用する際の注意事項も説明しています。説明した転送機能を活用する際に参考にしてください。